豊海町

また今日も、朝にalfa Romeo RZでブラ〜っと都内を走り、Harley-Davidson FAT BOY に乗り換えて銀座〜羽田の東京湾沿いをかるく走ってきた。最近このパターンがお気に入り。
皇居の周りもクルマはガラガラ。銀座を抜けかちどき橋を渡り右折し、暫く走ると突き当たりの豐海町。水産埠頭も日曜は荷揚げもないので誰もいない。停泊している船とちょっと記念撮影。対岸には竹芝のインターコンチネンタルホテルやらの近代的な建物が見え、ここからの眺めもお気に入り。今日はとびきり抜けるような晴天。東京でこんな空は滅多に見られない。
お台場経由で青海埠頭公園に到着。おにぎり食べながら一休み。ここでコンビニ飯を食べるのもいつものパターン。キラキラした水面の上を、羽田に降り立つジャンボジェット機が優雅に旋回している。昔は晴海なんて臭くていられたもんじゃなかったけど、東京湾もずいぶんキレイになったんだろうな。潮の香りが心地いい。
なにも考えず海をただボーっと見ているだけで心が安まる。人間の祖先は猿ではなく、海の中に生息していたほ乳類という説があるらしい。その証拠に人間の指には猿には無い水掻きの名残が残っている。人間は水の中で漁をするが猿はしない。細かい話は忘れたが、人間の体内のミネラル分と、海水のミネラルの原子データが非常によく似ているそうな。河童伝説や人魚伝説はあっても猿伝説やゴリラ伝説はない。遠い昔は本当に河童や人魚がいたのかもしれない。
たまに海が見たくなるのは、もしかすると数億年前に持っていた帰省本能がそうさせてるのかも。そんなことを考えながらバイクを走らせるのも、また面白い。