『良い店は 三年経っても 店を変えない 良い店は 三年経っても 客を変えない』
最近よく行っている東中野ムーンロードにある『どらねこ』そこの壁に掛かっていた訓辞。ずいぶん前にお客からプレゼントされたものだそうだ。素晴らしい名句である。
完璧な昭和な店内には、これまた素敵な写真が。30年近く前に客が撮ってくれたモノだそうだ。どこのバンドマン?って感じだけど、写っているのはこの店に長く通う常連さんとのこと。いい笑顔をしてるよ。
なによりそんな写真をずっと貼ってるところがイイねぇ。
想い出の写真。今回の震災で津波の被害に遭われたところでは多くの想い出の品も流されてしまっただろう。無惨な瓦礫の山を見ているとつらくなる。物理的に無理なのかもしれないが、瓦礫撤去の際に想い出の品、例えばアルバムや時計、メガネ、貴金属類などは別にして、いつか持ち主か家族の元に返してあげることは出来ないだろうか。
膨大な量で無理だろうとは思う。でもなにか、せめて形見になるようなものを数点でも残す方法はないだろうか。何か方法は・・・・。
2 Comments
>あめ さん
素敵なおじいさん。夢と想い出をいっぱい届けてもらいたいですね。
テレビでそういうボランティアをしているおじいさんを見ました。今回も、新潟の時も一人で車で駆けつけて、生活も車内。
思い出の品々、グローブ、ピアニカなど名前が書いてあればわかるし、アルバム、写真も洗って乾かして本人に戻れば良いかなと思って、と涙しながら語っていました。
その写真も、そのご好意もきっと被災地の方の力になると思います。