ライカM9のCCDセンサー剥離のリコールのお知らせが届き、修理受付期限が8月15日までとのことなので、梅雨の時期だし早速修理に出しに行った。久々の銀座ライカショップ。
まずはリコール対象かどうかチェックするのに20分ほど掛かるというので、その間一階のショールームで色々なレンズの試し撮り。あれこれ見ていると欲しくなるぅ・・・・
結果はやはりセンサー剥離の症状が出ていてめでたくセンサーユニットの交換となった。
M9を購入したのは2009年の12月だから7年半経ってる。デジカメで7年ってかなり長く感じるけど、レンジファインダーという特性からか古さを全く感じない。type240にトレードを勧められたけど、世界で唯一のフルサイズCCDセンサーである魅力は捨て難い。CMOSセンサーだったらさっさとM10に乗り換えてたかもしれないけど、やはりこの独特の写りは手放せないなぁ。
デジタルだから何年使えるのかわからないけど、センサーが新品に交換だからあと8年はもつかな??
最近SLばかり使ってM9の出番が少なかったけど、いざ修理に出すと急に寂しくなる・・・あぁ早くM9で撮りたい。
修理完成予定日は8月22日。く〜っ、先だな〜。お盆には間に合わないけど、どうせお盆は休みじゃないし、まぁいいか。
せっかく銀座に来たのでgggで開催されていた『ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気』展も覗いてきた。
写真同様グラフィックも50〜60年代に魅かれる。バウハウスとロシア構成主義が融合したような強いメッセーシを持つグラフィックや、社会風刺を持つフォトモンタージュなど、魅力的な作品の数々。
極めて水準の高いポスターやコラージュ作品を長年にわたって数多く制作し、人々に知的な感動を与え続けてきた、ポーランドを代表するグラフィックデザイナー、ロマン・チェシレヴィチ。研ぎ澄まされた感性は、鏡像を駆使したように、全体を左右両側から押し込み、シンメトリーを維持しながら中央部を消失させていく新境地の手法を切り拓き、観る者に揺さぶりをかける力強いイマジネーションを生み出しました。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第359回企画展 より
『ggg』って大日本印刷が運営してるギャラリーなんだけど、さすが印刷屋さんらしくエディトリアルやタイポグラフィーな企画展が多くお気に入り。何より無料というのが惚れる。
原宿や青山にもこういう無料のギャラリーがあればいいのにな。
ということで、しばらくM9ともお別れ。早く返ってこい!
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