Alfa Romeoは果たしてニッチカーだろうか、大衆車だろうか。日本でも「外車」の感覚がかなり薄れてきて、昔ほど極端に別格扱いもされなくなってきた。プジョーやAlfa Romeoに乗っていても凄いですねってあまり言われないと思う。では普通の人には(クルマ雑誌など買わない人達)、どこからが凄いですねってなるんだろう。
まずRZに乗ってるというと「凄いですね」の前に「なんですかそのクルマ」って言われる。ザガードっていってもほとんど分からない。ガソリンスタンドでもスタンドボーイに「新しいスパイダーですか?」って言われたりする。スパイダー知ってるんだったらRZも覚えておけよって言いたくなるが、雑誌にもSZはでてもRZなんてまず特集されないので、知らなくてもしょうがないか。
フェラーリといえばまあ間違いなく「凄い」と言われるだろう。ポルシェもそうだろう。でも、ポルシェって年間8万台くらい作ってる。ロメオの半分くらい。えっ半分?
つまりGTVやスパイダーよりポルシェの方が売れてるってことだ(世界での話)。あれ〜そうなの? 各メーカーの生産台数を見ると結構面白い。スーパーカーメーカーって総生産数は確かに少ないが、車種がほとんど無いから、1グレード単体で見ると大メーカーのスポーツ車よりガンガン売ってたりする。確かに東京じゃGTVより圧倒的に911の方が多く見かける(旧型は除いても)。となると、ポルシェはぜんぜんニッチじゃないのかもしれない。
ニッチで凄いクルマってどんな基準なんだろうと、ぼんやり考える今日この頃。
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