画像を整理していたら作家の谷村志穂さんとお会いした時のものが出てきた。もう4〜5年前の話で恐縮だが、ALFA164つながりで三宿の喫茶店でお会いした。
1990年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈デビュー。1990年といえば自分が最初のALFA164を購入した年でもあるので、すごく印象に残っていた。最近では映画化もされた『海猫』がベストセラーで記憶に新しい。谷村さんとは同じ歳の一ヶ月違いということで、一方的だが親近感があった。
当時谷村さんは写真のグリーンのALFA164をお乗りで、作家という気難しさもなく、とてもフレンドリーな方で、お話の後、ALFA164で表参道まで送ってもらってしまったほど。
実は遠い昔、作家になるのが夢だった時期がある。が、なりたいと思ってなれる職業ではない。モノを書くことによって自己表現できるって素敵だと思う。デザイナーもモノを描く仕事だけど、それは商業デザインという狭い世界での話であって、デザイナーは決して芸術家にはなれない。
お会いしたときは既に作家の夢などとうに消え去り、それこそ本すらあまり読まなくなっていたが、ベストセラー作家を目の前にすると、昔の夢がチクチク刺激されたりする。作家という職業に憧れはないが、活字で人の人生を表現できる才能にすごい憧れを感じる。
だから、そんな欲求不満のはけ口から、ホームページを作ったりBlogに駄文を連ねたりしているのかもしれない。いつかは活字で人生を表現できるようになりたい。時間を作ってモノでも書いてみようかな。陳腐な恋愛小説でも。
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