COCOAと一緒に参宮橋のパン屋さんに買い物に行ってきた。今晩はちょっとパンにしてみようと思う。ところでアンパンマンを知っているだろうか。ドラえもんに次ぐ国民的キャラクターだから知らない人はいないだろう。では、誰が描いているか?
昨日、帰りのタクシーの中でラジオ番組が『やなせたかし』のインタビューを放送していた。そうアンパンマンの作者である。聴いていてビックリしたのが、やなせたかしさん、今年でなんと87歳になるのだそうだ。あんた87歳ですよ、87歳。もちろん今でも現役でアンパンマンを描き続けている。恐るべし87歳である。
ラジオから流れてくる声を聴いていても、おおよそ50代にしか聞こえない。ジジ臭さがないのである。さらに驚いたのが『手のひらを太陽に』の作詞者でもあった。現在は日本漫画家協会の理事長でもある。なんとも凄い人なのだ。
うちは子供がいないのでアンパンマンは全く接することもなく、なんとなく露出が多いので知ってる程度だけだったけど、なんとこのアンパンマン、60歳になってからの作品だそうだ。信じられないバイタリティーと創造性の高さ。87歳でもまだまだ青春してるところが凄い。
凄いを一杯言ったけど、やっぱ凄い。自分の倍の人生を生きていながら、留まることを知らない知性の泉。漫画家や小説家は高年者も多い。が、子供と同じ目線でモノを描き続けられる人はどれだけいるだろうか。
自分が80歳を越えたとき、いったいなにをしているのだろうか? さんまのからくりテレビに出てくるようなアホな爺様になっているのか。創造性のある生き方をしているのか。やなせたかしさんのような生き方が出来れば幸せだな、と思うのであった。やなせたかしさん、正に匠技と呼ぶにふさわしい人である。
目指せ『匠技』!
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