ラーメン屋で隣に座った二人連れ男性の会話が面白かった。
「どこ行こか?」
かなりギトギトの大阪弁。正月休みを利用して東京に遊びに来たんだろうなぁ。
「そうだな、どこがいいだろう」
なんか変な標準語。たぶん東京に出てきて間も無いんだけど、大阪の友達が遊びに来て東京案内をしてる最中だと思う。
「ラーメン、醤油味頼んだんやけど、だいじょぶかな」
*関西弁の記述に誤りがあってもご容赦下さい。
「大丈夫だと思うよ」
やっぱ変な標準語。関西弁で返事すればいいのに。。
「で、どこ行こ?」
「六本木ヒルズは?」
「人のマンション観てなにが楽しいん?」
「マンションだけやなく、高級な店もあるよ」
やっぱ変な東京弁。
「ほー、おもろそやな。でどこにある?」
「六本木」
「———。」
「六本木!」
「あたりまえや!がはは」
「がはは」
かなり大笑いしてる二人。う〜ん笑いのツボがわからん。
「でも、折角の東京や。やっぱ食の文化にふれんと」
「食?」
「どこか旨いところはないんか?」
「旨いところ?」
「これぞ東京って味は」
「う〜ん。。。。築地かな・・」
「築地!」
「うん」
「なんか旨そうや」
さすがにそれには友達もどう返事していいのか解らず困っているようだった。
「築地と聞いただけで旨そうや! 行こ、行こ」
ラーメン食いながらその発想が出るところがすごい。
この二人、20代前半だろうか、たぶん相方は東京の会社に就職。観光に来た友達はきっと関西でまだ学生をやってるような雰囲気だった。
しかし、築地と聞いただけで旨そうと連想するのは流石だ。なんか東京人ってモノを直感的に判断することに疎くなってるような気がする。「築地」と聞いてなにを連想するだろう。市場しか思いつかなかったらかなり頭が固くなってる証拠かな。
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