昨日は川崎で行われた『新堀ギター』のギターオーケストラ公演をオヤジバンド『MOoCO』のDrと観に行った。ギターによるフルオーケストラ(曲によってはフルートやキーボードも参加していた)とは、どんなものだろうと興味があった。正直、普通のオーケストラは音色の種類が多過ぎてあまり好きじゃない。クラシックなら独奏の方が好き。では、自分の一番好きな楽器であるギターだけによるオーケストレーションとは・・
結果を先に言えば「とても素晴らしいコンサートだった」クラシックから創作曲まで、2時間弱のコンサートだったがあっという間の時間だった。1曲が10分近くあったが間延びもせず、ヘタなロックのコンサートより疾走感がありクラシックの可能性を広げているように感じた。
写真は中間部で演じられたエレキギターとのコラボレーション。ヘビーなトリプル・ギターとナイロン弦のギター・オーケストレーションの融合が見事だった。欲を言えばエレキの音が小さ過ぎた。もっとインギーばりに巨大な音でやってもよかったのでは。(と思う客は少なかっただろうけど)
唯一残念だったことが、席がステージの後ろだったのでソロイストの指使いが見られなかったこと。三曲目のJ.ロドリーゴの『カナリア』、指使いを見たかったなぁ。
演奏とは全く関係ないけど、気になったのが女性奏者の衣装。そもそもギター自体が女性の体ラインをモチーフにデザインされ、女性を抱くイメージでうまれた男の楽器。足をガバッと開き、女性の首と腰に手をかけてダンスをするような姿で演奏する。だからそれを女性がやるとどこか姿にぎこちなさを感じる。足の開きを隠すためにタイトなドレスは必然的に着れないし、両脇も大きく開かなくてはならないから脇の下を隠すように二の腕に大きなフリル・・・。太ってる人が多かったので、それを誤摩化すためもあったんだろうけど、「女性ギター奏者にも華を」と思ってしまった。フルート奏者がタイトなブラックドレスなのに優麗さが際立っていたのが対照的だった。ピンクやオレンジの派手な色に頼らず、誰か素敵なドレスを作ってあげればいいのに。なんて思うのでした。
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office
3 Comments
>むーちゃん
コンサートの場合、衣装も演奏のうちだからねぇ。
特に座って弾くギターは女性には難しいと思うので、衣装でフォローしてあげないと。
>ユーキ☆リッケンバッカー さん
はは。『ALLEGRO』のDrじゃなくて、もう一つのバンドの方のDrだから(笑)
でも、また機会があったら一緒に行こうね!
私もギター弾きますが・・・
オギです、ヤハギです、オギヤハギですけど、何か??
観たかった~観たかった~何でトニー&ユーキを誘ってくれないのぉ~~みっちゃんのバカァ!!(ToT)
中学時代、吹奏楽やってたのでオーケストラも大好き♪♪
バレエ音楽やオペラのクラシック音楽も好き☆
ミュージカルも好き。
次回は~是非ゼヒ~~団体で~~よろSICK~~です~~o^o^o♪♪♪♪♪
女性奏者の衣裳にもそんな違いがあるんですね~。
考えたこともなかったのですが、なるほど~って思いました。
私はフルートやりたかったなー。ピアノも。日本楽器も・・・全部だ!