事務所のデスク前の窓を開けるとビルの鉄骨作業中の現場が見える。ちょっと離れているので望遠レンズでパシリ。何階建てになるのだろう?今が10階くらいだりうか? せっかく抜けて空が見えていたのに、う〜ん目障りだなぁ。
ここ数日見ているのだけど、どうやらたった4人の鳶職で組み立ててる模様。すごいスピードでプラモデルのようにドンドン高くなっていく。10階建てくらいを4人で組み立てちゃうんだから、日本の建築技術って本当にすごいと思う。
命綱を付けているとはいえ、幅30〜40cmの鉄骨の上をまぁよく平気で歩けるものだと感心する。高所恐怖症ではないけど、あれは無理だな。真っすぐ立ってること自体無理かも。揺れてもいないのに落ちる自信がある(笑)
ところでなんで鳶の人ってニッカポッカ履いてるんだろう?作業の時にジャマになるような気がするんだけど。なぜ? ということで検索してみたら、作業服のメーカーに解説がでてた。
1.あの膨らみが綱渡りの棒のようなバランサーの役目を果たす。
2.もしも落下した時に、引っかかりやすいように。
3.あの膨らみが突起物を感知する触覚のような役目を担ってる。
4.あたり前だけど動きやすいから。
だそうだ。なるほど〜。引っかかって危ないんじゃなくて、引っかかるから危険を未然に感知して、もしもの時は命綱の役目になるのね。単なる流行だと思ってた。
「機能するものには全てにおいて意味がある」
物事を見るときは片面だけの考えに捉われないように気をつけなくては。
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