就職活動の子だろうか、お決まりのリクルートスーツに2まわりくらいでかいパンプス。なんであんなガバガバなパンプスを履いているんだろうと、いつ見ても笑ってしまう。似合ってないし変だよね。
「似合う」「らしい」「そんな雰囲気」という言葉がある。いつを起点にしてこの形容詞を言われるようになるのだろう。全く似合っていないリクルートスーツの学生も、会社に入りある程度すると立派なサラリーマン&サラリーウーマンに変身する。ださいスーツ着てるヤツも多いけど、似合わないとは感じない。場の空気にとけ込んでしまっている。いつ変身したのか?
乗り物や楽器もそう。初心者ってすぐに分かる。でも、いつからか一端の「らしさ」が出てくる。この「らしさ」ってなんだろうと思う。自信であったり、客観的に見れる自分であったり、理由付けはいくらでもできるけど、切り替わる瞬間を見てみたい。
アルファロメオを乗り出して自他共にらしいなぁって思えるようになったのは5年くらい掛かったような気がする。ギターのレスポールだって本当に自分のものになったのは10年くらい経ってからだし、ハーレーなんかはまだまだ乗りこなしてるというより乗せてもらってる感じかな。本当に自分のものになる(する)までは結構時間がかかっている気がする。だから「似合ってる」とか「らしい」と言われると結構嬉しいもの。
スーツを着なくなって早10年以上。今、スーツを着たらきっとあの学生みたく浮いちゃうんだろうなぁ。
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office