紳士淑女がドレスアップしてパーティーに参加するのって好きだな。日常の中からちょっとだけ変身。こんな時しか履かないフォーマルなローファーをピカピカに磨き上げて、特に踵は入念に。普通のオヤジはよほど靴好きじゃなければ踵まで日常的に磨いてる人っていないと思う。踵にクリームを付けた瞬間やる気モードにスウィッチが入る。
穴の空いたジーンズや延びたTシャツしか普段は着てないから、フォーマルなジャケットを羽織るだけでも、背筋がビシッとなる。サスペンダーが肩に心地いい。真っ赤なチーフを胸に差し、カフスボタンを留める。カフスもまた非日常的な小物だ。もう何年も同じなので、ちょっと違ったデザインのものも欲しくなる。
リング、ブレスレットを付け、お気に入りの時計を装着。どれにするか迷ったがあえて無骨なクロノにする。クロノとフォーマル、これまた非日常的で実にいい。
受付でゲストを迎える。みな小粋なドレスアップを楽しんでいる。普段着のままの人もいたが、まぁそれもアルファロメオらしくていい。ママさんたちも子供と一緒に素敵にドレスアップ。オバサンが女に変身する瞬間。ジーンズにトレーナーばかりじゃ女が錆び付く。パーティーは性のホルモン剤だ。
キズだらけのリングとブレスレットを見ていて、自分の誕生日プレゼントを買っていない事に気がついた。パーティーとかに付けられる新しいアクセサリーが欲しくなった。
ちょっとお洒落なパーティー、今宵はいかが?
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4 Comments
>むーちゃん
色々な事を体験、経験するというのはとても大切な事なので、20代にしかできないことは貪欲にチャレンジした方がいいですよ。バイトや仕事ひとつにとってもね。
なんだか文章を読んでいるだけでも素敵ですね~☆
行きたかったような、でも煌びやかそうな世界にクラクラしそうな恐怖と・・・(笑)
また何か機会があったら、今度はお手伝いしたいです!!
>koto さん
「日頃から少しのお洒落」本当ですね。とても大切と思います。
お洒落はお金ではなくセンスだから、いつも磨いていないと錆び付きますよね。
上司の方も、きっとダンディーな方だったんでしょうね。
自分も粋なオヤジを目指さなきゃ。
素敵な時間を過ごされたようで、羨ましいです☆
ちょっとしたシーンでドレスアップするという心、大切にしたいですね。
以前秘書をしていたときに上司から、「手元と足元は一番素の自分が出てしまうところだから、よく注意しなさい」と口癖のように言われたことを思い出しました。
日頃から少しお洒落をすることを心がけていれば、一番輝く部分でもあるんですよね…私も自分へのプレゼントが欲しくなりました(^ー^*)