今日は一瞬の晴天を狙ってチャリで渋谷の東急ハンズまで買物。イシバシ楽器をちょっと冷やかして帰ってくる。今年のNAMMショーでGibsonはなにか新製品を出したか訊いたけど、店員さんに情報は入ってないようだった。残念。
ところで、ちょっとした間違いシリーズ第二弾!(いつからシリーズになった!?)
Q. 元旦と元日の違いを述べよ
まあ、こんなのは常識の範囲だから誰でも解ると思うけど、正月番組を観ていたら結構間違って使ってるタレントが多かった。元日は一月一日の事。で、元旦は『一月一日の朝』の意味。「一日の元旦の朝に初詣に行った」という言い方は正しくない。「馬から落馬して落ちた」と同じくらいクドい。
Q. 朝とは何時までをさすのか
一日の朝をさすといっても『朝』が何時までなんだか解らないと困る。なんとなく漠然と感じてるかもしれないけど、ちゃんと決まりがある。→『気象庁・時に関する用語』
9時までが朝で、それ以降は『昼前』という表現になる。だから「元旦の初詣は夕方に行った」という日本語はありえない。正しくは「初詣は元日の夕方に行った」でなくてはならない。まあ、普通の人が使う分には10時とかでも朝じゃないって目くじらたてる話でもないけど、アナウンサーとかが間違って使っているのを観るとやはり違和感を感じる。特に正月だし。
ちなみに天気予報でよく使われる『宵のうち』は18〜21時までのこと。21時を過ぎると『夜遅く』になるけど、現代の実生活からすると21時でもう夜遅くって言われても・・・って感じはするけど。『酔いのくち』が24時までで、終電無くなったら『逝っちゃいます』かな、自分時計だと。
そうそう年賀状の書き方も丁寧語の使い方で間違ってる人って多い。賀詞でよく使われる「賀正」「迎春」「寿」「禧」などの2文字以下の略賀詞は目上の人に送る賀状に使うのは失礼。略さず「謹賀新年」「恭賀新春」とか四字賀詞を使うのが社会人のマナー。さすがに今時そんなことで怒り出す上司や取引先は無いだろうけど、受け取った人はやはり常識知らずと思う。うちにも業者から年賀状が来るけど「???」っていうのも多い。
先日亡くなられた前の会社の上司や、その会社の役員や相談役に儀礼について色々細かく指導されたのはいい経験だった。もちろん全部を覚えてないので、毎回調べる事は多いけど。今ってそういう「偏屈オヤジ」って少なくなってるよね。やはり伝統やしきたりは年長者から学ぶ事が大きい。
久々に隠居してる前の会社の役員にお会いしに行くかな。
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2 Comments
>copi. さん
元旦の『旦』の字は下の『_』が水平線を表し、陽が昇ったことを表現しているらしいです。明け方を表す旦明(たんめい)という言葉がありますが、海から陽が昇って明るくなったと読んでみると、確かにその通りですね。漢字の語源を探求するのも面白いかもしれません。
元旦と元日の違いは知ってました。
「元旦って社長の名前です」っていうCMも有ったけど…。