1995年にミラノに行った時のポジがようやく半分スキャンできた。いったいいつになったら終わるのか・・・・。
ヨーロッパでよく見る道路標識。なんだかわかる? イタリアの交差点は回転式になっているところが多い。右側通行だから交差点に入る時は左回りに一方通行になっていて、回りながら自分の行きたい道で出て行くという、いたって合理的で便利な方法。当然回転式だから信号も無いので交差点で止まる事は無い(一時停止はするけど)
日本だと右折するのにいちいち右折信号を待たなければならないし、5叉路、6叉路になるといつまでも信号待ちで大渋滞になる。交通量の少ない交差点でも、一々右折専用信号を待つというのは考えてみたらバカらしい。これなら信号待ちは無しでスムーズだ。
しかし、この方式、交差点内には車線が引かれてない。つまり3〜4車線で侵入してきたクルマは交差点内どこを走ってもいい状態(あくまで一方通行だけど)。アウトinアウトの鉄則でガンガン侵入してくる。交差点内はグチャグチャの状態。オドオドしてるとクラクションの嵐になる。最初は面食らったが一週間もレンタカーで市内を走ってると、実に快適で病み付きになる。こちとら神風特攻隊の血を引いてる民族である。最初に全面降伏したイタリアンには負けていられない(関係ない?)。果敢にインを攻める。
ただ、あまりインに入りすぎると自分の出たい道で出られなくなる。その場合はもう一周するはめになる。しかし、これもいたって合理的。さすがクルマ文化の国だ。クルマの扱いに行政も慣れている。
想像すると事故が多そうに感じるかもしれないが、慣れるとほんと歩く感じで走ってるというか、朝のラッシュ時の駅のホームのような、それぞれが神経を使っているので逆に安全。日本の接触事故の多くは「隣のクルマは車線をはみ出さない」という思い込みから起っている場合が多い。最初から相手がどこを走るか分からなければ、こちらもそれなりに防御するので、結果的には安全ともいえる気がする。とはいえ、ちょっとした接触は日常茶飯事にある。でもまったく気にしないで行ってしまう。ホームでちょっと鞄があたったくらいの感じで・・・。
イタ車乗りならぜひ本場でインを攻めて大和魂を見せつけよう!
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3 Comments
>busso さん
はは、やはり。私も最初はインから出れずまごつきました。
イタリアは走ってもらいたいですよね。下手なアフターパーツ買うくらいなら、絶対にイタリア行って走ってきた方が、人生のためになります。
>サンセリテ さん
おおっ、勇ましい。ぜひナデシコパワーをイタリアンに見せつけてきてください!
今すぐイタリアに行きたい!
そしてぐるぐる攻めを堪能したいです♪
(日本でも攻めてるけど(* ̄m ̄) ププッ・・・)
賛成! ぼくは2周しました。もちろんレンタカーはアルファロメオ。