自転車で散歩の途中、赤坂の豊川稲荷に寄る。実は今まで境内に入ったことが無かった。のんびりライカで撮りながらお参り。知らなかったが、ここは稲荷だけど神社ではなくお寺だったこと。大岡越前所有の尊像が祀られていること。江戸時代からあるものだとばかり思っていたら明治20年の創建であること。まだまだ東京にも知らないことがいっぱい。
境内の売店でお菓子を買った。『豊川名物 いなり巻き』ほのかな甘さの和菓子。久々に甘いものを食べた。どこで造ってるんだろうと製造元を見ると愛知県・・なんだ愛知県かよって一瞬思ったけど、よく考えたらここは愛知県の豊川稲荷の別院。愛知県産のお菓子は正統派なわけで、名物で間違いない訳だ。
で、その売店で昼飯もいただく。おばちゃんお勧めの山菜冷やしそば。まぁ立ち食いそばと変わらないレベルだったけど、おちゃんとお婆ちゃん四人が元気に働いてる姿は微笑ましかった。子供の頃に近所のおばちゃんの家に遊びにいったような雰囲気で、昭和30年代にいきなりタイムスリップ。ビールをいただきながら、まだまだ東京も捨てたもんじゃないと思うのでした。
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