9月17日〜18日、横浜〜箱根〜大磯と75台の参加で行われた『Arrivederci MUSEO ALFA ROMEO Meeting 6』。今回も事務局として、また撮影班長として二日間の現場に行ってきた。75台のAlfa Romeoが赤れんがに集結しゲームを兼ねた箱根までのツーリング。夜はフォーマルにパーティーが行われ、翌日は大磯ロングビーチの広大な駐車場で愛車を使ったゲーム大会。
イベント自体は終わったが、撮影班はこれからビデオ編集やスチール画像の整理など、まだまだやらなければならない事が山積み。もちろん大好きなAlfa Romeoの仕事だから苦にはならない。乱暴な言い方をすれば趣味のようなもの。楽しい仕事だ。
なぜAlfa Romeoを選びAlfa Romeoを愛するのだろう。世の中にはイギリス車もあればフランス車もある。ドイツ車だってアメ車だって、もちろん日本車だってある。今回の参加車両で一番古いクルマは1956年製のジュリエッタ・スパイダーだった。30年、40年、50年も前のクルマを愛し、大切にメンテナンスし、日常の足として乗っている。とても素敵なことだと思う。本来クルマは10年そこらでスクラップにするような代物ではなかったはずだ。数十年と乗りこなしてあげるからこそ、愛着がより強くなり、人々からも愛される存在となるのだろう。
イタ車を例えるのに『情熱』や『パッション』とよくいうが、自分はあまりそう思わない。他の国のクルマだって情熱やパッションはあると思う。やはりAlfa Romeoを愛する最大の理由は『デザイン』にあると思う。デザインといってもエクステリアやインテリアだけではない。包み込む空間のデザインまでされてるように思うのだ。つまり「柔な生き方してるヤツは乗らないでいい」というつけ離し感がオーラのように漂っている。誰にも似ていないデザインを100年近い歴史の中で貫き通し『媚びない』『迎合しない』ポリシーに我々は魅了されてしまっているのではないか。
Alfa Romeoは乗る人を選ぶクルマだ、とよく言われる。確かにそうかもしれない。こんなに身近なのに手中に収めきれないもどかしさ。乗れば乗るほど発見と驚きが見つかる。そう、叶わぬ恋の片思いのような、甘酸っぱい心のときめき。
そんなクルマだからこそAlfa Romeoを愛してやまないのだ。
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2 Comments
>oz さん
お褒め頂きありがとうございます。
好きなものには、やはり思い入れがあって撮りますので(笑)
NOBUさん、ozと申します。
小サイトをご覧頂き、nice!をありがとうございました。
貴サイトのアルファの写真は実に素敵ですね。