昨日はALFA164 誕生20周年 & ALFA164 OWNERS CLUB 結成15周年のパーティーが品川で行われた。事務局から「乾杯の挨拶をしてほしい」と連絡を受けたとき、正直「えっ?! 20年?」って感じだった。確かに1987年に発売されたので、引き算をすれば20年なんだけど、ちっともそんな気がしなかった。ついこの前と言っては大袈裟だが、そうか・・・もう20年になるんだなぁ、と心の中で呟いた。
1987年ってどんな年だったか振り返ってみる。国鉄民営化JR誕生、おニャン子クラブ解散、大韓航空機爆破事件、石原裕次郎死亡・・・クルマ関係だとソアラvsレパードによるハイソカー戦争、シーマ、Be-1誕生。時代はバブルまっただなかで、普通に売ってるクルマでさえプレミアがつく時代だった。
日本での発売は遅れる事2年、1989年からデリバリーが始まった。輸入元は今は無き大沢自動車。1989年の年末から商談を始めて、納車されたのは1990年3月だった。納車された日の事は今でもしっかり覚えている。嬉しかったなぁ。意味も無く新宿や銀座を走り回り、信号待ちで止まる度にショーウインドウに映った自分のALFA164を見て感動していたことを今でも鮮明に思い出す。
クラブを結成したのは1992年。ちょうど車検が心配になる時期だった。今のようにイタ車が普通に走れる時代じゃなかったから、笑えるような苦労話も多かった。まだネットも携帯も一般的でない時代。手作りの会報誌を夜遅くまで作ったり、ビデオ撮影に皆で出かけたり・・。クラブも15年になるんだよね。会長を退任したのは5年前。10年という節目でもあったし、自分なりにやれる事はやったという達成感もあったから。引き継いだ後も現在までその火と絶やさず頑張ってくれてる今の執行部に感謝の念で一杯だ。
もちろん、ALFA164Q4は動かなくなるまで乗り続けるよ。こんな相性の合う相棒は他にいないからね。
17年前の1990年の頃の写真を見る。これは最初に購入した164。懐かしいね。オートマだったけどトルコン直結で、まるでマニュアル車のようにブンブン走るクルマだった。場所は横浜の赤レンガ倉庫。今からは想像もできないほど荒んでいた。こういった廃墟なイメージはAlfa Romeoとよく合ってると、明け方からよく写真を撮りに行ったなぁ。
昔の写真を見ているとその時の事が走馬灯のように蘇る。
こちらは今乗っているALFA164Q4。これからもこやつと一緒に想い出を刻んでいければと思う。
2 Comments
>テラノス さん
せっかく褒めていただいたんですが、サン・フランチェスコって誰??(笑)
こちらこそ、よろしくお願いします。
どうも、ありがとう御座います。
164にとってNOBUさんはウンブリアのサン・フランチェスコの様です。
これからも宜しくお願いします。