年末ライヴまであと17日

年末ライヴまであと17日となった。他のバンドもかなり力が入っているという情報も聞こえてくる。負けられない戦いだ。「勝ち負けなの？」と素朴なドラムの疑問。そう対バンの時は勝ち負けだ。バンド合戦。桶狭間の戦いより関ヶ原の戦いより日露戦争より過酷な合戦だ。（といっても他のバンドに助っ人で参加とかしちゃうんだけど）
考えてみたらうちのバンド『MOoCO』のホームページって作ってなかった。最近コンテストの応募欄にも『バンドのHPのURL欄』とかあるんだよね。ということでHPを作ろうとメンバーショットを撮影したので、ちょっとお先に紹介もしちゃおう。

そういえばうちのバンド、ちゃんとした源氏名を決めてなかった。とりあえずパート名で紹介。大声だけは誰にも負けない当バンドの看板ヴォーカル。他のメンバーが180cm以上というのに一人だけ中学から身長が変わってない元『プロボクサー』。バックの演奏を一切聴かず歌いまくる特技を持っているが、間違ったときの照れ隠しは天性のもの。ボクサー特有の言語明瞭意味不明な会話も多いが、人情に弱い下町っ子。ボディーブローで観客をギャフンと言わしてくれることだろう。

メンバー一の巨漢ベース。こう見えても昔はバレー部でガリガリだった元『プロウインドサーファー』。今も全世界を飛び回りスポーツイベントを企画。役所広司に似てると言われるとちょっと喜ぶ湘南オヤジ。いつまでも脂っこいものが止められない食生活で、背脂のようなこってりしたベースを聴かせてくれることだろう。

スコーピオン・キングのロック似の元『お茶の水の楽器屋店員』。音楽業界に一番長くいたのに楽器のことは全く興味の無い初心者ドラマー。元々はギターリストだったのに、なにを血迷ったか自らドラマーに転身。しかし、連夜のミニスカTバックの店通いで精根使い果たし、練習ではボロボロなことが多い典型的なベースケサラリーマン。本番の時はミニスカTバックを思い浮かべて奮起してくれることだろう。

で、最後は俺。自分で撮れないのでワイヤレスで撮影。右手に持っているのはピックではなくワイヤレスリモコンな『プロデザイナー』。演奏のへぼさは画像加工でごまかし、ほとんどの人が見に来れないことをいいことに、かなりバンドが上手そうな雰囲気を作り出す名人（って自分で言ってる）。
あと写真はまだ無いのだけど、今回の年末ライヴには仕事の関係で出れない新加入のサックス。年末のリベンジは来春に果たすと鼻息は荒いが、まだレパートリーが一曲もない超初心者『プロTVプロデューサー』。
以上5人がMOoCOのメンバーだ。肩書きだけみたら凄いでしょ。なんの集まりだ？って感じだけど、実は高校の同級生。全員同じ歳で20うん年の歳月を経て再び、って感じ。再び青春じゃないよ、今だって青春進行形と勘違いしてるメンバーばかりだから。
再びの夢は「印税で大金持ち！」。高校時代から楽して儲けることばかり考えていた5人。夢はでっかく、現実はしょぼいMOoCOでした。応援たのむ！
＊MOoCOは2008年6月に解散しました。ご声援ありがとうございました。