六本木の国立新美術館で開催されているフェルメール展に慌てて行ってきた。うっかりしていたら今日までだった。愛車『ロックなチャリンコ』で乃木坂を目指す。表参道の微妙な上り坂って結構太股に来る・・・。ということで10分もしないで到着。太股ガクガクしてるけど。
平日にも関わらず熱心な美術ファンが列を作っていた。毎回美術館に来ると思うのだけど、絵の好きな人って多いんだなって。普段そんな会話しないでしょ。昼飯食べながらゴッホだのマチスだのセザンヌだの話してる人って見たことない。フェルメールだって日常会話に出てくるなんてことは滅多にない。でも結構、展示会が開催されてるって知ってるんだよね、意外な人まで。
絵を見てなにを思うんだろう。自分が感じてることと同じなのだろうか。話の種だけに冷やかしに来てる人は少ないだろう。電車を乗り継ぎ遠方からわざわざ一枚の絵を目的に集まる人々。若い子から年配の方まで年齢層は様々。考えてみたら凄いことだ。
子供の頃は画家になるのが夢だった。父親が気軽に美術館へ連れて行ってくれたのが大きかったと思う。上野の美術館には特によく行った。ロダンの彫刻に感動し、セザンヌの優しさに感銘し、モナリザの微笑みに驚愕した。今、デザイナーとして独立してやっていけているのも、子供の頃に本物の絵に触れるチャンスが多かったからだと思う。
もう画家になりたいという夢も無いし、それこそ筆なんて何十年も握ってない。すっかり絵離れしてしまっているけど、たまにこうしてリアルな絵画を見ると考えさせられることが多い。本物の絵を見るということは素敵なことだと思う。今なら、ネットでもDVDでも本でも作品は見ることはできるが、色が発するパワーというのはやはり実物でなくては感じ取ることができない。
どんなに忙しくても一年に数回は美術館でゆっくりする時間は作りたいと思う。
話は変わって、
地下のミュージアムグッズの売り場を徘徊していて面白いものを発見。『新日本軍手』2007年グッドデザイン特別賞受賞。
すべり止めがタトゥーのようにデザインされた軍手。これはいい。何種類かあったが中指にルビー(もちろん偽物)が埋め込まれたゴージャス模様にしてみた。
つけるとこんな感じ。う〜ん、お馬鹿っぽくて素敵だ。フェルメールと全く関係のないお土産となったが、まぁよしとしよう。なんとなく別柄の2双目が欲しくなったりして・・・。
クリスマスプレゼントにもいいかも。冬はデザインコンシャスに酔いしれるのも悪くない。
2 Comments
>遊び人みっちゃん
この手袋、合気道に合いそうですよ〜。
練習の時にしていったら絶対にウケますよ!
NOBUさん、ご無沙汰しています。
合気道三昧で最終日をすっかり忘れていました。
こちらの美術館にも行こう行こうと思いつつも
まだ一度も足を運んでおりませぬ~。。。
最後の軍手も刺激的ですネ。
軍手なくても手の皮の厚さでカバーしていましたが
冬になってひび割れが出ちゃうお年頃となりました。
こちらの軍手参考にさせて頂きま~す。