深夜によく聴いているケルト音楽。正確にはCeltic(ケルト系)。特に最近のヘビーチューンが32曲を2枚組で集めたコンピレーションアルバム『ケルティック・サークル 〜神・秘・音・伝・承〜 』。様々な国の多彩なアーティストで構成されていて飽きる事が無い。こういった企画アルバムは好きじゃないんだけど、なかなかベストな選曲で深夜のBGMにはもってこい。
例えばカパーケリーの『Ailein Duinn(YouTube)』やクイーンのブライアン・メイの名曲をカヴァーしたDUNE『Who Wants To Live Forever(YouTube)』。エンヤの姉ちゃんがいるクラナド『I Will Find You(YouTube)』。サラ・マクラクランの『Angel(YouTube)』など、ヒット曲からマイナーな曲まで実にバラエティーにとんでいる。
特に注目が共に11曲目に入っているメタルバンドのバラード曲。こういったコンピ・アルバムにはメタル系は除外されることが多いけど、なかなか通な選曲で入れてあるところが凄い。
先ず1枚目に入っているのがWithin Temptation。オランダのゴシックメタルバンド。エンヤの姉ちゃんやケイト・ブッシュと同じアルバムに入ってるところが泣ける。曲は『Our Farewell(YouTube)』。特徴のあるヴィブラートが心地いい美しいバラード。アルバムには入ってないが、よりケルトっぽくてヘビーでハードな曲にこんなのもある『Mother Earth(YouTube)』。こういった大袈裟な曲、大好きなんだよなぁ。
続いて2枚目に入ってるのがNightwish。フィンランドが生んだシンフォニック・ゴシックメタル界の重鎮だ。曲はオペラティックな『Sleeping Sun(YouTube)』。音楽大学で声楽を学んで来ただけあってリート歌手でもあるトゥルネンの歌唱力は驚異的で、この曲を聴いても誰もメタルバンドとは思わないだろう。でも実際はこんなヘビーな曲『Nemo(YouTube)』とかをやってる。やばい・・・かっこ良すぎる。このあり得ないくらい大袈裟な曲展開に背筋がぞくぞくする。
残念ながら2005年にトゥルネンは解雇されて、今は新しいVo,オルゾンに変わってしまった。でもオルゾンも2000人のオーディションを勝ち抜いただけあって、その歌唱力は凄まじい。なんといってもヴィジュアルがぐんと良くなった。今の曲もいいぞ『Amaranth(YouTube)』。大袈裟感はそのままで、よりアグレッシブでヘビーになった。
う〜ん、やっぱこういう大袈裟な曲をやりたい!
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