007の新作(2009年正月公開)の邦題が『慰めの報酬』になったそうだ。原題は『Quantum of Solace』。Quantumと聞くとハードディスクメーカーやサスペンションメーカーをすぐに連想してしまい、報酬という言葉がピンと来なかった。まだトレーラーしか観てないけど『慰めの報酬』って題はどうなんだろう。
007の映画って比較的邦題にセンスがあって好きだった。『007 ロシアより愛をこめて (From Russia with Love)』『007 サンダーボール作戦 (Thunderball)』『007 ダイヤモンドは永遠に (Diamonds Are Forever)』『007 死ぬのは奴らだ (Live and Let Die)』・・・。原題に忠実とはいえ、ハードボイルド小説好きにはニヤリとさせるタイトルで印象深い。
最近の数作は原題を単純にカタカナで読んだだけだったけど、久々の邦題。期待したけど、もうすこし気の利いたタイトルにしてくれたら良かったのにねぇ。
007シリーズは好き嫌いが別れる映画だと思う。自分は好きな方。CGをあまり使わないのも好感が持てるし、子供の頃に何十回とショーン・コネリー・シリーズを見た印象が強いのかな。あと毎作登場のボンドカー。これもクルマ好きにはたまらない。一時期BMWになって落胆したけど、再びアストンに戻ってバリバリのカーアクションを見るだけで、もう大満足。邦題は気に入らないが、次回作もアストンの活躍が楽しみだ。
秘密諜報部員が思い切り目立つ高級車を乗り回すというあり得ない設定が、ちっとも秘密でないところが素敵なのである。
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