我が『TORQUE』年末ライブに向け最終調整の練習を行った。11月3日に大磯ロングビーチで野外ライブを行い、今回は二回目のライブとなる。
結成から4ヶ月。順調に、というかかなり駆け足でここまできた感じ。前のバンドの事を考えると2年分を一気に凝縮したような、内容の濃いい4ヶ月だった。今年の締めくくりとして悔いのないように本番に臨もうと思う。
しかし、音楽は奥が深いね〜。ただテクニックだけではバンドは成り立たないし、かといって勢いだけでは聞いてる方がつらくなる。『息のあった』という言葉があるけど、本当に息が合わないとグタグタになる。コンマ何秒のズレがすごく気持ち悪く感じたり、逆にピシッと合った時は自分で鳥肌が立つようなビリビリとした感覚が走る。
最近になって周りでも楽器を始める人がさらに増えて来た。数人の子に教えてあげてるんだけど「Fが押さえられない〜」とか大騒ぎしてる姿を見ると自分の中学生の頃を思い出して、ついつい顔がほころんでしまう。
全然弾けないのが急に弾けるようになるタイミングってあるんだよね。ギターとか挫けた人ってこのギリギリのタイミングの手前で辞めちゃってる。もうちょとなのに。そのあとちょっとの後ろ押しをしてあげれたらとてもハッピーだよね、なんて思いながら教えてあげてるんだけど。
人に教えるって実はすごく自分の勉強にもなる。言葉ではうまく表現出来ないけど、プロの演奏からはテクニックを初心者からは情熱を教わってるとでも言えばいいだろうか。
元ギター小僧諸君、またバンドを始めないか。練習が終わった後のビールも底抜けに旨いしね。
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2 Comments
ライブを前にした緊張感ってすごく好きです。
兄のギターをこっそり使って練習したけれど、Fのコードは「指が苦しい~」で、やっぱり終わってしまいました。
背中を押してくれる人がいたら続いていたかも。
いまでも、エリック・クラプトンなどを聞くと、ギターの音色に泣かされます。
仕方なく、エレを使って音色を出してみるけど、本物には程遠い・・・
年末ライブ頑張ってください。
こういう記事を拝見するたび、グッと心にくるんですよね~。
あの味は体験したものにしか分からない。
車の中で歌ってるだけじゃダメですね(笑)。