ご縁があって某ハイエンド・オーディオアンプのメーカーを紹介して頂きHPの制作を担当することとなった。今日は最初の打ち合わせで会社に伺い、製品コンセプトや実際に音も聞かせていただいた。
正直言って事務所に戻って来て自分のオーディオ(写真)を窓から投げ捨てたくなった。。。
最近でこそすっかりMP3やAACの音に慣れてしまって、チープな環境でばかり音楽を鳴らしていたが、独身時代はシステムコンポーネントを組んで(といっても安物ばかりだったけど)、ギターのシールドくらい太いケーブルで巨大なスピーカーを鳴らして悦に入っていた時代もあった。
もともと中学生の時にオーディオに目覚め、システムコンポを買うのが夢だった。しかし、中学生の小遣いではローンも組めないし、雑誌を見るのが精一杯で、いつかはYAMAHAの白いコーンのスピーカーを!なんて思っていた。
働きだしてようやく小銭を持つようになって、知り合いの兄貴が秋葉原で働いていたので、ビックリするような値引きでシステムコンポを買ったことを懐かしく思い出した。ビクターが好きだったので全部ビクターで揃えて。あの頃、レコード(まだCDは無かった)に針を落とすのにどれだけ緊張したか。。。。
写真は今使っているホームシアター用の5.1chのYAMAHAのアンプ。プロジェクターで映画を見る時はなんの不満も無いのだけど、音楽はうんざりする程チープな音。購入当時から不満がたくさんあったけど、仕事しながらBGMとして小さな音で鳴らす分には妥協もできると思っていたけど・・・・・
一度いい音を聞いてしまうと『妥協できない!』
・・・いかんいかん。MiToが3台買えるお値段のアンプと、大卒初任給より安いアンプを比較すること自体間違ってる、と自分を戒める。
しかし、せめてスピーカーくらいもう少し良いのが欲しいなぁ・・・・。
これからオーディオ業界のことも勉強しなくては。ミイラ取りがミイラにならないように気をつけながら。。。。
2 Comments
ご無沙汰しています。
>いつかはYAMAHAの白いコーンのスピーカーを!なんて思っていた。
私も白いコーンのJBLに憧れて、社会人になって間もなく4312を購入して20年以上鳴らしています。
最近、クルマだけでなくオーディオもイタリア物にハマり出しました。サブ・システムに入門ですが「AUDIO ANALOGUE」、「PATHOS」、「Sonus Faber」でLaura Pausiniなど聴いています。
オーディオはやばいですよ〜
カメラよりも深い無限の沼に落っこちていきます
って皆似たような経歴持ってたりしますよ