ユーザー車検完了! 正直すごく疲れた。もうクタクタに疲れた。でも疲れたのは車検というより、一年振りにハーレーに乗って都内の渋滞を走る事に疲れた(笑)それもバッテーリーを充電しておいたのにも関わらず、完全にヘタっているのか陸事に行くまでに4回もエンストした。がはは。疲れて当たり前。普段からバイクに乗ってる人なら間違いなく車検は自分でやらなきゃ損って感じだった。
色々とネットに上がっていた情報を元に、先ずはテスター屋に行って光軸調整を行ってもらう。そのテスター屋、プロの常連客ばかりのようで何も言わず列んで、何も言わず検査を済ませ、無いも言わず走り去って行く。
・・・・あれ?お金は??みなツケか???
なんだか分からないので、一度ハーレーを外に止め、お店の人とおぼしきツナギの人に訊ねると
「白い線で後ろに列んでて」はい。言われるままに。
自分の順番になり、なにやら測定機がヘッドライトの前をウィ〜ンウィ~ンを移動すると、モニターに+いくつ-いくつと数値が表れる。モニターを覗き込んでいた店の人がドライバーでヘッドライトをいじろうとするが、FAT BOYはナットで止まっているのでドライバーでは動かない。ドライバーをポケットにしまい、工具を取りに行くのかと思ったら、いきなりヘッドライトを素手でバシッバシッ!と叩き出した。おいおい、あまりにも原始的な調整のしかた(笑)
さらに上から叩いたり横から叩いたり。ゴンゴン、ゴンゴン。
「う〜ん、たぶんこれで大丈夫でしょ」
「たぶん?」
「ダメだったら、また持って来て」
いやぁ〜しびれるくらいのアバウトさ。最新の検査機をを使ってるのに、調整は素手で叩くというアナログチック。検査場で列んでるうちにまた元にもどっちまうんじゃないかと心配になりながら、とりあえ清算。800円。う〜ん、安いんだか高いんだか分からんけど、まぁ良しとしよう。
で、目の前の練馬陸運事務所に行き書類を購入。必要事項を記入し(後記)いよいよ検査ラインに列ぶ。午後の13時からの回に予約したんだけど、乗用車はかなりの列になっていたけどバイクと改造申請?の4番レーンはガラガラ。ウインカーやブレーキランプのチェックがもすぐに済み、これはしめたと喜んでいたら・・・
前にいたいすゞの四駆。かなり改造しているようで、全長測ったり排気音調べたりタイヤのはみ出しチェックしたりと一向に前に進まない。となりのレーンの乗用車がどんどん進んで行くのに20分くらい待たされる。そうこうしてるうちに、うちの後ろにバイクやのお兄ちゃんも列ぶ。手慣れたもので自分よりどんどん前に行ってしまう。
まぁ、逆にバイク屋の真似すればいいかと、先に行かせ後から検査するように仕向ける。我ながら上手い作戦。
ようやくいすゞが前に進み、ブレーキテスト。どうやってローラーに乗っければいいか分からないので、バイク屋の後から付いて真似をする。まず前輪。続いて後輪。OK。
続いて・・・・あれ?なんだろう係員がだれもいない。バイク屋はもう光軸検査やってる。俺も光軸やればいいのか??誰もいないのでとりあえずバイク屋の真似して停止線に止め、テスター屋と同じような機械の検査が済むのを待つ。・・・・あれ?いつが終わりだ?この検査?と思っていると先の小屋から手が出て来てこっちに来いという合図。
おおっ、こんなあっけなく終わるのか。テスター屋のアナログな調整もグットだったようだ。待ってる時間は長かったけど、検査だけは5分も掛かってないんじゃなかろうか?喜んで小屋に書類を渡すと
「あれ?排ガス検査は?」と質問される。
「排ガス検査???」
「そう排ガス検査。やった?」
「知らない??どこで??」
「あそこの青い箱」と指差したのは、光軸検査のちょっと手前に置かれたサイドデスクくらいの青い箱。
「え〜〜なにも言われなかったよ!」
「このバイクは排ガス検査やらなきゃダメ」バイクを押して戻そうとしたら
「後ろ詰まってるから、もう一度列んで」
「うぇ〜もう一回列ぶの?!」
バイク屋のは検査しなかったのになんで俺だけ??(後で分かったが新しいバイクは排ガス検査をしなくてはいけないらしい)
バイク屋のお兄ちゃんを過信したのは失敗であった。素直に分からなければ止まって待っていればよかった・・・。我ながら下手な作戦となってしまった。
こん畜生って感じでもう一回列ぶ。一度検査したとこはスルーできるので、排ガスのところまで先に進んで、今度はしっかり係員を呼ぶ
「あれ?どうしたんですか?」
「さっき誰もいなかったんで分からなくてスルーしちゃたんですょ」
「それは失礼しました〜」
係のお兄ちゃんの満面の笑顔に、まあ許してあげよう。
新しい車検証とシールを貰って、ようやく全て完了。あ〜疲れた。でも勝手を覚えたので次回は車検が切れる前にユーザー車検だな。
このままどこかに走りに・・・なんて事はまったく思わず、お昼御飯もまだ食べてないし、とにかく早く帰りたかった(笑)
以下、2年後のための備忘録(練馬陸事:平成21年現在の話なので参考にされる方は注意)
1)ネットで検査日を予約『自動車検査インターネット予約システム』
2)予約番号をプリントアウト
3)テスター屋で光軸調整
4)陸事に入り、まずB棟で申請書類を購入25円(代書屋で買うと30円らしい)
5)同じくB棟で印紙を購入6,700円(検査登録400円、審査証紙代1.300円、重量税5,000円)
6)自賠責は加入済なのでD棟に行き、納税確認の印をもらう
7)A棟で申請書類を見本を見ながら記入し、5番窓口ユーザー車検に提出。4番レーンに列ぶように指示される。
8)排ガス検査がある事を忘れない事
9)認めをもらった書類を持って、A棟の5番窓口検査がお済みの方、に提出
10)めでたく新しい車検証発行
全ての所要時間60分くらい(ただし列び直しを除けば40分くらい)
一番時間が掛かったのが書類に自分の名前や住所を書く事だった。事前に陸事の近くを通った時にでも書類だけ先に買って予め記載してから持って行けば、混み具合にもよるだろうけど数分で終わりそうな感じ。
こんな簡単なことで数万円が節約出来るのは大きい。さっそく浮いたお金でバッテリーを買わねば・・・。
9 Comments
練馬陸事何回かお世話になりました。
見ました「団塊ボーイズ」面白い、自分もわかる年代になったと気づきました。続けて「イージーライダー」も見てしまいました、挿入曲に浸ってました。
ユーザー車検良いですよね!
車ですがディーラーは車検が通らず、
関東の改造に甘いところに持っていったことがありますよ(笑)
安いしうれしい!
やっと行きましたか..
自分で行ったのはえらいですけど、腰を上げるまで時間掛け過ぎ(笑)
これでやっと乗れますね^^
ユーザー車検を利用する一人として、事前知識ナシに受ける人が結構いるのが気になります。
検査官や業者の立場になればわかりますが、1日に何十台も検査しなければならないので、迷惑をかけないためにも費用節約したいなら、その分勉強するなどの労力は惜しまないで欲しいものですね。
バイクだって生き物です。ビシバシ叩けば直ります。
何事も初めては勝手がわからず、
大変ですよね。でもそのドキドキ感が
楽しかったりして。
車検通過おめでとうございます!
私は光軸調整って、いつも何もせずにOKだったのですが、
今年初めてNG出ました…。
なので、今年初めて、テスター屋さんへ行きました(^^;
でもきっと2年後には忘れていると思う。
ハーレーいいですね〜憧れのバイクですよ。2輪は原付しか乗れないんですけど(笑)ユーザ車検って大変なんですね。
検査お疲れさまでした
やってみるとホントに簡単ですよね
定期的な点検を怠ってなく改悪してなければ普通に通ります
光軸はハーレーはムリかも知んないけど前の方に乗ったりするだけでもバイクは変わってしまうので自分はテスター屋にも行きません、ダメならもう一度って感じでいけばOKだったりします
そしてお約束の浮いたお金で…帰り道は妄想を膨らませるって感じです
じゃあ次はアルファも…