上野に行った目的は美術館巡り。が、どこも工事中だったり入れ替え時期であまりいい企画が無かったり・・2月って美術館枯れの月みたい。
とはいえ何館かの無料企画展等を観て色々な刺激をもらう。ぜったいこいつ俺よりヘタだろうっていう作家の絵を観て、筆で絵なんてずいぶんと描いてないけどちょっとやる気が起きたりして。でもそういう動機の時は絶対にいい絵は描けないことも分かってるんだけど。。。
旧東京音楽学校奏楽堂にもいってみた。入るのは今回初めて。国の重要文化財に指定されている。今でも普通にコンサートも行われてるんだね。一度聴いてみたいな。
はい、この方は誰でしょう? 荒城の月の作曲家『瀧 廉太郎』。なんと23歳で肺結核で死亡。なぜ優れた音楽家は短命が多いのだろうか。
東京音楽学校は現在の東京藝術大学。近くには卒業生?のオブジェも飾られていた。ちょっと怖いけど・・・
藝術大学も工事中。上野の山はそこらじゅう工事中。う〜ん。
最後は国立西洋美術館に立ち寄る。いつ観ても新鮮な前庭のロダン彫刻を見て一息。ル・コルビュジエ設計による西洋美術館は世界遺産登録の申請をしているそうだ。なんとなく世界遺産というと何百年も経ってないとダメなような気がしていたけど40〜50年でも対象になるんだね。
ズマールレンズの本領発揮、強力なグリグリボケ。きゃ〜やめてって感じだけどCGじゃないよ、開放で撮ると竜巻のようなボケが生まれるクセ玉。でも、それが魅力でもあるんだけど。
ということで美術館は時期が悪く(どこも企画展は春休みにぶつけてくるので)あまり観て回れなかったけど、のんびり写真を撮りながらいい気分転換になった一日だった。
最後は上野駅の構内にあったバラックのような立ち飲み屋で・・・と思ったら、すっかり綺麗に豹変していて、昭和の面影は無くなっていた・・・・。個人的にはこじゃれた上野駅より、出稼ぎ労働者でごった返していた頃の昭和の上野の方が好きだったなぁ。でも猪熊弦一郎の壁画はまだ健在でちょっとホッとした。
ああ上野駅。
おわり。
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