東京駅で行なわれている光のイベント『東京ミチテラス2012』
新しくなった東京駅をスクリーンにした、プロジェクションマッピングによる映像ショーを観てきた。
凄い、凄まじい、久々に感動した。屋外というところがさらにグッド。映像と現実の融合。バーチャルな空間を自由に動き回るようなトリップ感に酔いしれた。
騙し絵を見ているように東京駅が世界の様々な建造物に変身していく。
空気、風、月明りを感じながらのスペクタルショー。10分という時空間への旅はあっという間に終わり、その場にいた人たちの大きな拍手。寒い事も忘れ体が火照っていた。
それに引き替え、最近のテレビは酷い。映像を生業にしているにもかかわらず、新たな領域へのチャレンジも無ければ、制作費も掛けないクズのような番組の垂れ流し。使い回しのセットで暇なタレントばかり集めたクイズ番組。まるで創意のない警察密着の他力本願番組。ネットで落ちてる動画を集めただけの衝撃映像番組。ギャラの安いオカマばかり集めたグロ番組・・・。特に今年は劣悪。
映像が飛躍的に次のステップに移行していこうとしているなか、テレビ業界だけがどんどん陳腐化してクリエイティビティーが無くなっていく。
こうした映像ショーを見ていると、ショートフィルムを中心とした独立系の映像集団が出てきて、テレビ業界を脅かすのものそう遠くないような気がした。
大阪で行なわれている太陽の塔のプロジェクションマッピング、これも観たかったなぁ。
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