脳味噌がショート気味だったので時間を作って上野に行って来た。国立西洋美術館で行なわれている『手の痕跡』を観に行ってきた。
どうせ行くならと根津からちょっと歩いて上野に向かった。
実は始めてな根津神社でお参りして、谷中をプラプラ。そして目的の地、西洋美術館へ。
たぶん、物心ついて始めて訪れた美術館がここ西洋美術館だったと思う。小学校4年生だったろうか、親父に連れられて『ロダン展』を観にきたのを今でも鮮明に覚えている。
うちの親父は絵の『え』の字もわからない、まぁ言ってみればヤクザな親だったと思う。そんな親だったけど子供の頃から『絵』や『美術』に対しては情操教育だった。色々な美術館に連れて行ってもらったと思う。1974年のモナリザ展も父親に連れて行ってもらった。
げーじつ家にはなれなかったけど、今の自分がいるのは両親のおかげだと思う。感謝。
そんな懐かしい気持ちを抱きながらロダン&ブールデルの作品を堪能する。彫刻は自分ではやらないけど見るのは好きだ。三次元の圧倒的な迫力。そしてモノクロームの重々しさ。う〜ん、やっぱりいいね。
ブロンズや大理石なんて到底無理だけど、粘土細工なんてちょっとやってみたくなった。
やっぱり観にきてよかった。
[ Leica M9 Hektor (1938) 1:6.3 / 28mm ]
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