友達の元カノの訃報連絡があった。バイクやクルマが好きな女性だった。バイクで一緒に走ったり飲んだり。
一緒に走りに行った時の写真を改めて見ていると、ついこの前のような気がする。バイクと白いTシャツがよく似合う女性だった。
会ったのはほんの数回。最後に会ったのも、もう何年も前の話し。でも、想い出って不思議だ。つい数日前のことはすっかり忘れたりするのに、同じ趣味や共通の仲間の事はいつだって鮮明に覚えている。いや、正確には思い出の扉に鍵が掛かっていないと言った方がいいのかもしれない。いつでもあっという間にワープできる。
三人で走ったのが懐かしい。キンモクセイのいい香りがする峠のスカイライン。心地いいエンジン音と風の薫り。汗まみれで走った後は、夜中までワインを飲みながら取り留めも無い話しで盛り上がったことを思い出す。
病だったそうだ。どうか、御霊の安らかならんことを。
ハーレーも最近乗る時間も無く真剣に売ろか悩んでいたけど、猛烈にまた乗りたくなった。片岡義男の小説でも持って高原を走りに行こうか。
『ハロー・グッドバイ』
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