会社の半地下駐車場で野良猫が子供を産んだ。2〜3週間前だろか、クルマを止めると子猫の鳴き声がしていた。食べるものも無かろうと、COCOAとMilky(ウチで飼ってる犬と猫)の残したえさをあげた。あげたと言っても警戒心が強く、物陰に入ってしまって出てこない。えさを置いておくといつの間にかきれいに食べてるという感じだ。
昨日家主が3匹の子猫を捕まえてきた。もらい手が見つからない場合は保健所に引き取ってもらうという。生後50日くらいだろう。人形のようにつぶらな瞳。鳴き声もか細い。だれかもらい手が見つかるといい。
いま、窓の外で親猫が鳴いている。その声に反応して子猫も家主の部屋で鳴いている声が聞こえてくる。
いつから街は人間だけの独占した世界になったのだろう。道はアスファルト化され、野良猫、野良犬は保健所に連れていかれ、人間とカラスとゴキブリだけが我が者顔の灰色の街。自動車を爆走させてる自分もその一端だ。
野良猫に罪はないだろう。野良猫になったのも、もしかすると人間の勝手な都合の犠牲者かもしれない。犬と猫がいるのでウチでは引き取れない。子猫たちが幸せになってくれればと祈るばかりだ・・・
親子の関係を引き裂かれた母親の鳴き声が、いまだ夜空にこだまする。
追伸6/15:無事3匹すべての里親が決まり引き取られていった。幸せになれよ!
追伸2005/4/16:駐車場の野良猫とはミケのこと。ミケもこの子達のことを思い出しているんだろうなぁ・・
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