もう正月も8日である。今日から「寒中お見舞い」になってしまった。なんか毎年正月という感覚が薄れてきているような気がする。そういえばお節料理も食べていないなぁ・・・。昔はお袋が30日くらいからお節の準備に入り、大晦日の紅白見ながら最後の煮付けが完成。除夜の鐘を聞きながら、まだ熱い黒豆をつまんだりして・・・・。
正月三が日だって開いてる店なんか無かった。もちろんコンビニなんか無かった時代。スーパーだって開いてない。それこそ年末に食料を確保してないと、餓死する危険があった(くらい真剣だった)。年末すごくバタバタして、正月は全く何もしない。そのギャップが正月らしさだったような気がする。
それが今じゃ大晦日だというのにコンビニの不味い飯を食べながらくだらない格闘技をを見て、除夜の鐘も聞こえないマンションの部屋で、売れない芸能人ばかり出ている深夜番組を安酒飲みながら文句言って、気がつけば元旦からバーゲンに買い出し。すごく便利な世の中だけど、一年に一日くらい日本中が休みの日があっていいような気がする。
「もっと休もう日本人」
今年のテーマはこれでいこうかな。