10月3日。ミッレミリアが今年も開催された。原宿をスタートして横浜がゴールの三泊四日のタイムラリー。
今年はAlfa Romeo本社から二台のDISCO VOLANTE(ディスコヴォランテ)を持ち込み、Fiat Autoチームも参戦。参加車両の顔ぶれもそうそうたるモノ。1927年のBUGATTI T35 Bから1967のTOYOTA 2000 GTまで。こんな歴史上重要なクルマが平気で走っちゃうところが、日本にも自動車文化が根付いてきたんだなって思う。
数十万の参加費に平日を三日も休める環境というと、おいそれと参加できるイベントではない。というか、そんな大層なクルマをいつも走れるようなコンディションで保管できる環境というのは、かなり限られた人だけになるだろう。高嶺の花だからこそイベントに価値が生まれる訳だけど、羨ましいと思う反面、自分とはかなり違う世界だなって思ったりもする。
往年の名車が表参道を走り抜ける姿は、痺れるほど美しい。でも、ちょっとだけ違和感を覚えた。それがなにかはよく分からない。
でも、なにか違う。豪華なイベントになればなるほど、憧れの存在が別世界な存在に感じてくるからだろうか。
※2022.6.25 画像追加
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