多額の保険を掛けた高校1年の二男を海に突き落とし殺害するという信じられないような事件の容疑者が逮捕された。
犯人は実の母親で40才。自分にはまだ子供がいないが、同年代の犯人の精神状態はどう考えても理解ができない。主人殺しの容疑もかかってるようだ。その冷酷無情な鬼畜行為に、唯々震撼する。看護ヘルパーの仕事をしていたというのだから、なお恐ろしい。
パチンコをするために二児の子供をクルマに置き去りにして死亡させる母親や、自分の娘に援助交際をさせる親まででる始末。世紀末だけでは片付けられない。数百年前の戦国時代の、骨肉の争いや、戦略のために親が子を殺すという退廃した事実が、拭い去れない怨念と情念で彼らを狂気の犯行へと導いているのか・・。
先日、カラスに襲われたのか道端で死んでいるスズメの傍らで、鳴きながら蹲っているもう一羽のスズメを見かけた。親子か夫婦か分からないが、その姿はあまりにも悲しげだった。
私利私欲のために自分の子供を殺す親にとって、大切なものとは何なんだろう。
人間には元々母性本能は無いそうだ。血のつながりというのは実は後天的に教わってきたものであって、本能ではないらしい。「生きる」という目的以外で、同種族を殺すということをするのは、全生命上人間だけだそうだ。知能と引き換えに母性本能(血の繋がり)を失ってしまったとしたら、あまりにも悲しい。
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