フェイデッド・レスポールはツヤ消し加工がしてあってオールド風の塗装になっているんだけど、厳密にいうと塗装の最後のラッカーが吹きっぱなしでツヤがないだけ。だから塗装が褪色してツヤが無くなった感じとは大きく違う。手で触ると結構ザラザラしているし。それはそれで個性的なんだけど、せっかくのトラ目が沈んでしまうのはもったいない。
ということで、ちょっと自分でAged加工をしてみた。何本もHistoricのAgedを試し弾きした経験がこんなところで生かされる(笑)。まずTopを液体コンパウンド(クルマの塗装用)で磨く。面白いほどピカピカになる。ゴシゴシ・・・・。ただあまりやりすぎると鏡面状態になってしまうので、ツヤがあるけど自分の顔が映らない程度で止めておく。この状態でもかなり古ぼけた塗装の感じになるが、さらにここから手を加える。
いったんつやを出したTop面を1000番、2000番の耐水ヤスリで擦りながら曇らせていく。直接ペーパーをかけるとキズが付きすぎるので、レモンオイルを浸透させながら調整する。ピックが当たる部分はちょっと多めに、全く触れない部分はそのままにと、わざとムラを作るように擦る。さらにシコシコ・・・・
で、完成! 杢目もかなり浮かび上がりメラメラとした感じの虎模様になった。もうすこし曇らしてもいいけど、後は自然に褪色していくでしょ。でも、さすがHistoricの1/3のお値段。アーチトップの削り出しはかなり甘いなぁ・・・
まあ、アバタもエクボだからいいんだけど。我ながら満足。
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