先日リバーサルフィルムを買って来て、ライカM3で試し撮りをしてみた。いや〜ポジを買うなんて何年振りだろう・・。本で教わった通りにフィルム装填。いざ出陣・・・・と思ったけど、M3には露出計はついてない。困った、露出が全然わからん!というか今までAEでしか撮ったことがない(笑)
まあ、なんとかなるだろうと野生の勘を頼りにシャッタースピードを決めよう。いくぞCOCOA!
一番心配だったのがジャンクなライカでどこまで撮れるかということ。もしかしてまったく写らないんじゃないかという不安を胸に、ライカといえばやはりポートレートでしょう、ということでマネキンを一撮り。仕上がりを観て驚いた。全然ジャンクじゃないじゃん!いいよ〜これ(一安心)
思い切り濃淡のある絵も撮ってみる。後ろがかなりとんじゃった・・・。やはり露出が解らん。
Nikon D50との比較もかねて先日撮ったところと同じ所で。ピントのシャープさは凄いな・・・。ピンが合わないんじゃないかというのが一番の心配だったんだけど、これなら言うこと無し。
こんな絵を撮ればライカっぽい?ちょっとブルー被りが気になる。
ちょっとアンダー過ぎたけど逆にヨーロッパの街角のような雰囲気は出たか?
COCOAも夕日に向かって一発。こういった毛の質感ってD50だと出せないんだよね・・。さすがだ。
今回アップした画像はまったくのノン補正。露出がダメダメ君だけど、ここまでしっかり撮れるとは正直嬉しい誤算だった。50mmでもこの強力なボケと絞った時のシャープネスさは感動的。全体に色が濃いのはフィルムの影響かな? 久々に撮ることの楽しみを与えてくれた。いや〜いい買物した。(でも、突然バラバラに壊れるんじゃないかと、今でもちょっぴり心配)
参考までにフィルムは富士のVelvia100Fで740円、現像が520円。24枚撮りなので、一枚単価の経費は52.5円。単価50円くらいでここまで楽しめるなら決して高い遊びじゃないな。ちょっとハマりそう。
余談:撮った後いつものクセでついつい裏蓋を覗き込んじゃう。液晶画面は付いてないって(笑)
【追記】最初にアップした画像スキャナーの取り込みがおかしかったようで、再スキャンしたものをアップし直しました。最後の2枚、かなりアンダーになっていましたが、実際はこちらの明るさでした。訂正&お詫び致します。
【【追追記】】 予想外にこのページのアクセスが多いのでライカM3の再現性の判断の妨げにならないように。、ちゃんとスキャニングをやり直しました。フラットベッドではなく、Nikonのフィルムスキャナーで取り込み、差し替えました。