これを買ってみた。『ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間』980円。安い〜。CD買うより安いよね。
ウッドストックが開催されたのは1969年8月15日〜18日。日本では『伊勢佐木町ブルース』『ブルーライト・ヨコハマ』『港町ブルース』なんかがヒットしていたブルース黄金期。『黒ネコのタンゴ』もこの頃だった。ドリフターズの『8時だョ!全員集合』もこの年スタート。子供の頃、音楽と言えば全員集合の途中で歌われるのが情報源だった。森進一やいしだあゆみ、藤圭子(宇多田ヒカルの母)なんかが体操のコーナーでマット運動をやっていたんだから、時代とは恐ろしい(笑)
子供の頃、ロックという意味があまり分からなかった。ウッドストックが行われたのも知らなかった。日本ではまだGSやフォークが全盛で、カルメンマキだってまだ『時には母のない子のように』なんかを歌っていた時代。ロックというものを意識したのは中学生になってからだった。KISS、クイーン、エアロスミスの新御三家が台頭した頃。丁度その頃、この『ウッドストック』とレッド・ツェッペリンの『永久の詩』の二本立てロードショーを劇場で見た。それも立ち見で・・時代だね〜。
正直、中学生にはウッドストックは早過ぎた。ツェッペリンに比べてダラダラした映像。ヒッピー文化も好きじゃなかった。ザ・フーとサンタナ、ジミヘンくらいしか印象に残ってない。なにせ二本立て立ち見で5時間(!)だから、映像を楽しむというより、クラブ活動の居残り特訓状態だった。友達は床で寝だすし・・
その後、断片的にウッドストックの映像は見て来たけど、ようやく大人になってなんとなくルーツロックやヒッピー文化も分かって来た。中学生の頃のリベンジだ。ディレクターズカット版になりさらに上映時間は224分と驚く長さだだが、果たして寝ないで見続ける事ができるか?!
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office