機械式時計のサイト『NOBU’S OROLOGIO』も更新を全くさぼり気味。せっかく天気もいいから時計の写真でも撮ろうかな。
そういえば以前、どこかのカメラの掲示板でうちのNOBU’S OROLOGIOのHPが取り上げられてて、「センスはいいけどライティングは上手くない」なんていう有り難い評価されちゃいましたから(笑)。本人も見ることもあるかもしれないので、公の掲示板で勝手に評価するのはやめましょう、心臓によくないです。はは。
ネタバラシすると実はこの時計のページの画像、一切ライティングやってません。すべて自然光、やらせ無し。ディフューズボックス等も使ってません。たまにトレペを使うこともあるけど、よほど太陽光が強い時だけ。自然光もライティングの一種だけど、写り込みを消すために白幕の中で撮ったりしません。どうやって撮るのってたまに訊かれるけど、至極簡単。窓際に時計を置いて撮影するだけ。撮影現場見たら幻滅すると思う。
というのも、写り込みがない時計の写真って、単なるカタログ写真になってしまって嫌い。時計雑誌とか見ても、確かに素材の質感は伝わってくるけど、なんか生活感がない。だいたいステンレスやメッキに写り込がないなんてことはおかしい。ファッション誌でモデルが普通に時計をしてるようなカットの方が好きだな。ステンレスに自分の洋服の色が写り込んで、なんとも言えない幻想的な輝きを発してるようなライブ感がいい。
最近のクルマのカタログもそう。妙に写り込みを消しすぎて、単なるCGのイラストになっちゃってる。クルマのダイナミックさが伝わってこない。プジョーのカタログなんて見られたモンじゃない。メカニカルなものほどギラっとした写り込みがある方が好きだな。クルマもバイクも時計も。
さてさて、今度はどんな写り込みが演出できるかな。
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