昨日はクライアント先で打ち合わせ。年末の大きなイベントの下準備でホテル側の担当者も含めて、だいたいの日程を調整する。さあ、これから色々と準備に追われそう。頑張らなくては。
打ち合わせ後、軽く一杯という事で居酒屋へ。ところがギッチョンチョン。なんと6時までに入店の方は千円でビール飲み放題の看板。時計を見ると5時56分。この瞬間一同悪魔に魂を売り渡し、軽く一杯が『すご〜く一杯』に。刺身が旨いしゃれた店で、また今度も行きたい。いい店を教えてもらってよかった。
二件目もまたまたビール。プリン体たまりまくり状態。来週健康診断なんだけどなぁ。結局2時くらいまで飲んで、事務所に残してきたCOCOAを連れ帰りに、一旦タクシーで原宿まで。事務所に入ろうとしたら「ない」
「カギがない!」
酔っぱらった頭で冷静に考えてみる。カギは・・・・(今日はすぐに帰ってくし、カギでポケットが膨らむのも客先でみっともないから置いて行こう)
「しまった、机の上だ!」
しかし、時計は冷酷にも深夜の2時半を指している。当然ながらこんな時間までスタッフが残っているはずも無く、管理人の大家さんも寝静まってる。う〜む、ロックアウト状態。ここは怒られても大家さんを起こしてカギを借りようと携帯で番号を検索するが・・・・・
「ない」
酔っぱらった頭で冷静に考えてみる。電話番号は・・・・(携帯の機種変更した時に・・)
「しまった、転送し忘れてる!」
さてどうしようかと途方に暮れる。朝までやってる店で一人飲み直すかと考えたが、もうかなり眠くて店に入ったら間違いなく飲まないうちに爆睡しそう。う〜む、困った。困ったけど眠い。車のカギがあれば中で眠れるのに、それすら事務所の中だ。困った〜。
とりあえず大家さんが朝起きるまで待とう。どうせあと3〜4時間だ。眠さには耐えられないので、とりあえず寝よう。どこで?
半地下の駐車場の車の後ろに段ボールを敷き詰め(ちょうどゴミの日で出そうと用意してあった、ラッキー)、ノベルティーのTシャツを枕にしてゴロンと寝る。ミケが変な顔でこっちを見ていた。(ミケ、今日はお前の寝床を借りるぞ) ひとりホームレス状態である。他の人が見たら死体に見えるかな、と思いつつ夢の世界へ・・
『男はタフでなくては生きて行けない、優しくなくては生きて行く資格は無い』
段ボールにくるまりながらも気持ちだけはハードボイルドだぜ。
5 Comments
>むーちゃん
ははは、そうならないために、家の鍵と車の鍵は別にして、それぞれに事務所の鍵をつけてあるんだけど、両方忘れちゃったから我ながらさすがです。
>pukipuki さん
ははは、こう見えても野宿大好きなんです。高校時代に関西に旅行したときは、全部駅のホームで野宿しました。
>ともち さん
ははっは、あまり貴重ではないかも(よくある?)
「♪ちょいと1杯のつもりで飲んで、いつの間にやらはしご酒~」ってな感じですか?
しかし、貴重な体験をされましたね。ご無事で何よりです。
ところで「ところがギッチョンチョン」って何弁ですか?
NOBUさんスゴイ!!
ちょっと、意外な一面・・・っていうか、仕方ない一面かな・・・。
ミケかなり不服だったと思いますよ。
自分の縄張りによそ者が!!しかも人間・・・。
お礼に、ネコ缶でもプレゼント!
ハードボイルドですね(笑)
ホームレスの気持ち、ちょっとわかったりしましたか??
鍵を忘れると悲惨ですよね~。私も幼い頃に経験多数。
もちろん、管理人の家で待ってただけで、ホームレスはないけど。
冬じゃなくて良かった良かった☆
・・・若者に狩られなくて良かった良かった・・・。