今朝、COCOAの様子がおかしいと奥に起こされた。左足が動かないと言ってる。そんな訳はない、昨晩も一緒に元気よく駐車場から歩いて帰ってきたんだから、と思いながら様子を見ると確かにうずくまって動かない。いつもの朝ならご主人様の顔を見ればイノシシのように突進してきて大好き攻撃が始まるのに、尻尾だけをパタパタと動かすだけで走り出す気配がない。確かに変だ。
COCOAと呼ぶと片足を上げた状態でケンケンするように歩いてくる。いったいどうした?!
すぐに頭をよぎったのはヘルニアだ。胴の長いダックには発症率が非常に高く恐ろしい椎間板ヘルニア。まさか突然ヘルニアに? とにかく医者に行かなくては。とりあえず今日の予定はすべて変更してクルマで病院へ向かう。行きつけの病院が大型病院で(人間でいうところの大学病院みたいな感じ)いつも待たされるので、開院30分前に行って順番を待つ。もうかなりの外来の犬猫が待合ロビーにいる。
COCOAはとにかく犬嫌い。他の犬の鳴き声でバックの中でガタガタと震え出す。こりゃ足の痛みより心身症でぶっ倒れるんじゃないかというほどの震えよう。バックの中で抱いて落ち着かせる。
さすがに15分もすると他の犬の事が気にならなくなって来たのか、バックから出ようとする。
「足、痛いんだから中に入ってなさい」
(ちょっと、出たいの)
「ダメだって、中に入ってなさい」頭を中に押し込む。
(で、でたいの!)なんとか頭を出そうとする。
「知らないよ、足痛くても」
(周りが気になるの!)
そんなに出たいならしょうがない「じゃ好きにしなさい」
(はい、はい〜!)
COCOAが勢いよくバックから飛び出して人に膝の上に飛び乗った。
「あれっ?!お前、足いたくないの?」
(えっ?なに?)
「え〜っ!」
先日のマーシャルアンプ事件がふと頭をよぎる。
「お前、治っちゃったの???」
(なにが??)
「え〜ッッ!」
((COCOAちゃん、診察室にどうぞ〜))
「あっ、は、はい〜」
診察室に入ると普通に歩き回っていた。なんじゃそれ!
これで帰ったら漫才ネタで終わってしまうので、人間だって病院に行ったとたん治る事だってあるんだから、細かく検査してもらう。ヘルニアも心配なのでレントゲンもお願いする。別室にCOCOAは連れて行かれ、待つ事20分。レントゲンの結果は、ヘルニアの心配は無し。骨や関節の異常も発見できず。ただ熱が39.8度と高く、もしかすると熱による免疫細胞の過剰反応で関節に痛みが出たのかも知れないということだった。体も温まってその痛みが無くなったのだろうと。
まずはヘルニアでなくほっと一息。とりあえず三日間は鎮痛剤を飲ませて様子見となった。人間でもカゼとかで関節炎になることがあるからそれと同じなのかなぁ。まあ、現段階でなにもなくよかった。ひとまずCOCOAを家に連れて帰り、今日は散歩禁止でお留守番。家に帰ったらすっかりいつものCOCOAに戻っていた。朝のあのダメダメ君はいったいなんだったのだろう・・・・
もしかして単に寝相が悪くて、寝違えただけ???
7 Comments
>ヘロ さん
ご心配ありがとうございます。お互いヘルニアはほんと心配ですよね。
高いところに乗るなと言っても聞かないんですよね・・・
たいした事なくて良かったですね!
家のロック君(Mダックス)は6歳(オヤジ)なんですが、涼しくなってきてチョー元気です!夏はさすがに暑そうでした。私もヘルニアはいつも心配の種です。
>皆 さん
ご心配おかけして申し訳ないです。今のところ元気にしてますので、一過性の炎症(?)だったようです。
ただ、犬は我慢強いので本当に痛がるのは、そうとう痛いようです。
これからもちょっと注意していきます。
何でもなくて良かったですね!
ペットは飼い主にとっては家族同然。
元気がないと、こっちの寿命が縮んでしまいます(涙)
いつまでも元気でいて欲しいですね!!
動物はしゃべれないから、体調の変化とか
を察知するの大変ですよね!!大事に至らなくて
良かったです。
cocoaちゃん、無事で良かったですね!
私もしゃべれないから本当に色々心配してしまう・・・。
ちょっと「キャイン」って言ったら「何!?どした!?」みたいな。
成長期に起こる関節痛かもね、って感じで異常なしでしたが。
動物の体って、人間とは勝手が違うことも多々あって難しい・・・。
獣医ってすごい、なんだかとってもそう思います。
そんなことがあったとは!大変でしたね。
でもなんでもなくてよかったよかった~
ちなみに私も、病院に行くと治っているコト
よくありますよ~