相変わらず夏休み中の竹下通りはもの凄い人。最近は中学生や高校生はもちろんのこと、中華系や朝鮮系の観光客や、聞いた事も無いような言葉を話している外国人と、国際色豊かになってきた。ランチ時に竹下通りを歩いていて思うのが「なんでこんなに人の顔って違うんだろう」
よーく見てると可笑しくなるほど人の顔はバラバラ。なぜなんだろう? 科学的に言えば答えは簡単なんだろうけど、よくもここまで違う顔がいるもんだ。電車で向かいに座っている人の顔を観察してみる。寝てる人、怒った顔してる人、携帯見ながらニヤついてる人・・・。人の顔っていつまで見ていても飽きない。
子供の頃に、怪しげなサイエンスブックで『人間は進化すると、顔の形は同じようになり、宇宙人のようになっていく』というのを読んだ事がある。余計なものはいらなくなり、必要なものだけが進化の過程で残っていく。そんな事が書いてあったと思う。眉は無くなり、脳は巨大化し、堅いものを噛まなくなった顎は退化し細く小さくなり、手足は長くなり、目は巨大化し顔は均一化されていく・・・。子供ながらに、そうなんだって思った。
確かに今の子供達の顔を見ていると、昔に比べて明らかに顔は細長く逆三角形になって、平気で9頭身くらいの子がいたりして驚く。先日も上半身より又下の方が長い中学生が短パンで歩いていて、思わず自分の指をかざして計ってしまったほど。バカボンのパパ体型の昭和生まれからすると、驚くべき進化に愕然とする。考えてみたら今は平成19年。来年成人式の子はもう平成生まれな訳で、いつまでも昭和とか言ってると生きた化石になりそうな気配だ。
猫は恐竜時代の祖先からそれほど変わらずその姿をとどめている。人工的に作られた品種も犬ほどではないし、我関せずとしたたかに生きている。四つ脚動物で堂々と人間社会に野良化しているのは猫だけだろう。その猫も、同じ品種でも一匹一匹顔が全然違う。人間よりずっと先輩の猫でさえ、顔が違うのだから人間だって大丈夫だろう、と思う反面、流行顔がサイエンスブック通り、長い手足に尖った顎に大きな目という現状を見ると、あと千年したら本当にみな宇宙人みたいな顔になっちゃうなかなぁ・・・・
な〜んて事を考えながら、道行く人の顔をボーッと見ているのもいとおかし。
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