行ってきました東京国際フォーラムで行われた『DEEP PURPLE / YNGWIE MALMSTEEN』東京公演。今更パープル? 今更インギー? と言うなかれ、とても楽しめたライブだった。
席はちょっと下手だったけど前から11列目と上々。東京フォーラムだからステージもよく見える。
まず前座のイングヴェイ・マルムスティーンが登場。出て来た瞬間、麻原彰晃かと思うくらい更にでぶってた。ピックを蹴り上げるお得意のアクションも、漫画の『マカロニほうれん荘』のきんどーさんを見てるようで、痛々しいというか見てるこっちが恥ずかしくなった。なんであんなに太ったままにしてるんだろうね。
最近の予備知識がまったくない状態で行ったもんだから、なんか見たことあるVoだなぁ?って思ってたら、3曲目くらいでようやく元ジューダス・プリーストのVoのリッパーと気が付いた。インギーのバンドに入ってたんだね。こちらもかなりどすこいサイズに変貌していて解らなかったよ。ロックといえば昔はガリガリのイメージがあったのに、今はなんだか巨漢の音楽みたいで、なんだかなぁ〜。
演奏も前半はよかったけど後半はエフェクトを使いまくったワンパターン・ソロばかりでかなり飽きてきた。昔のようなキーボードとの掛け合いも無ければ、ブレイク部分もリズム隊とぜんぜん合ってなかったりと暴走状態。インギー以外はいかにも『雇われてます』って感じでバンドとしての一体感が無かったのがちょっと残念だったけど、リッパーのVoがかなりよかったので総合的には楽しめたライブだった。
入れ替えに40分近くもかかってようやくDEEP PURPLEの登場。これまた予備知識無かったので。イアン・ギランのお爺ちゃんぶりにはビックリした。パープルではイアン・ギランが一番好き。リッチーではなくイアン・ギラン。ソロを含めてアルバムは全部持ってる。生イアン・ギランを観るのは92年のToolBox ツアー以来だから・・・17年振り。そりゃ歳とるわな(現在63歳)。インギーとは逆になんか痩せちゃって、ヨボヨボしてて可愛かった(笑)
新しい(くもないけど)メンバーのドン・エイリーとスティーブ・モーズはどんな演奏をするのだろうと興味津々。考えてみたらパープルで不動のメンバーってドラムのイアン・ペイスだけなんだなぁ、と思いつつ、ハイウエイスターで幕開け。いいねぇ。
第二期組はかなりお爺ちゃんになっちゃってるけど、イングヴェイと違って無理してる感がまったくなく楽しみながら演奏してるのが伝わってくる。メンバーの笑顔も多いし、特にギターのスティーブ・モーズは終始ニコニコしていて楽しそう。限界ギリギリの汗だくの若い連中のロックもいいけど、本当の意味での大人のロックもいいねぇ。オヤジロックじゃなく大人ロックね。
そりゃ37年前の黄金期と比べたら声は出ないし、迫力も確かに無いかもしれないけど、音楽の原点である楽しんでやってるということが、素直に感じられるとても楽しいライブだった。観に行ってよかった。
ということで今日は朝からずっとBGMはDEEP PURPLE。いいねぇ〜!
5 Comments
>ちゃこちゃん さん
痛いくらいパンパンに膨れてました。髪の毛短かったら単なるレスラーです。
>ハードロック芸人 さん
子供の頃は30歳過ぎたらロックなんてできないんだろうなぁ、って思っていたらいつのまにかロックはオヤジの音楽になっちゃいました(笑)
>吟遊詩人41 さん
見てるのが痛々しい程の太りようでした・・・合掌
>なんじろう さん
まったく無しでした。というか、あんなやかましいギターリストはパープルのメンバーが拒否反応示すでしょうしね。
おー、参戦されたのですね!?
イアン・ギランが某B!誌で『インギーとのセッションはありえるかも・・・』と匂わせていましたけど、如何でしたか?
インギー、またデブったんですか!
一時少し痩せたのに。。。
ディープパープルが頑張ってると、ずっとバンドを続けていけるんだなあ。って思えて励みになります^^
わ~見に行かれたんですね~
イングヴェイはますます丸くなってらっしゃるのですね(笑
ディープパープルは楽しそうで良いですね♪
ハイウェイスター聴きたいなぁ・・・