カブの切り残りを水栽培していたものが花を咲かせた。奇しくも3月11日。人の命が水栽培のようにもし復活したら、壊れた家々が花を咲かすように一瞬で復活したら・・・。そんなことを思った。
増上寺へ行った。実は昨日も行ったのだが、今日も再び行った。鎮魂の祈りを捧げた。3月11日だからかどうか分からないが、多くの参拝者が祈りを捧げていた。
昨年の3月11日。父親の実家が宮城県の松島にほど近い大崎市だったので、震災の時は連絡が数週間つかず心配したが、親戚一同無事が確認できた。ほんの数キロ住んでいた所が違うだけで運命が別れる現実。単に運命と片付けてはいけない現実。そして、あれから1年が経ったという現実。
今年は叔父が暮らす父の実家でもある宮城の家に行こうと思う。
地蔵さんに着せられた「負ける気★しない」よだれかけ。風車が静かに回っていた。
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