昨年のことだが。ROLEX/DAYTONAとBREITLING/COSMONAUTEをオーバーホールに出した。
DAYTONAはリューズの巻き上げの違和感、COSMONAUTEは時間の狂いが大きくなってきたからだ。共に4年目にして初めてのオーバーホールとなった。
DAYTONAは丸の内にあるロレックスのサービスセンターに持っていた。簡単な受付後見積が言い渡される。
「45,000円-!! 」
ゲゲッ、なにも修理が無い状態で45,000円とは・・・オーバーホールは毎年行ったほうが良いというが、この瞬間、3〜4年毎で十分と自分にいいきかせる。込み合っているため1ヶ月半くらいかかると言われる。確かに平日の午後というのに、受付には20人弱の客が待ってる繁盛振りだ。それだけ壊れやすいのか、はたまた恐ろしいほど売れているから妥当な修理者の数なのか知る由もないが、日本人のロレックス崇拝主義はまだまだ終わりそうにないと感じる一瞬だった。
このサービスセンターは土日休みという天狗商売なためなかなか取りに行くことができず、結局5ヶ月も預けっぱなしとなってしまった。久々に再会のDAYTONAは、まるで新品のように磨きがかけられ、恐ろしいほど輝いていた。自分の時計では無いのではないかと疑うほど見事に研磨され、深かった傷もヘアライン程度に隠されている。噂には効いていたが、これは神業だ。
(驕った言い方をすれば、中古品でもここまでできれば、素人には判断できない新品になってしまうわけか・・)
交換部品は、パッキンとチューブパッキンのみで、オーバーホイール代に含まれていた。当然ながらメンテ後は快適に動いている。金額さえなんとかなれば、やはり定期的にメンテしてあげたいのだが、45,000円のハードルはかなり高い。今後は他の時計と財布との相談となるか・・・。
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