私はたばこを吸わない。たばこを辞めたのではなく、最初からすわない。正確には吸ったことすらない。正直たばこは嫌いだ。でも、たばこを吸うヤツは世の中から消えればいい、なんてことは大人だから言わない。
しかし、しかしである。昼のランチ時に相席になっても、周りに気を遣わず平気でプカプカたばこを吸うヤツは許せない。今日の昼がそうだった。それも後から来て、平気で灰皿をこちらに寄せて口の端からプーって吐き出す女。
最近、原宿界隈だと圧倒的に歩きたばこをしているのは女の方が多い。女だからたばこを吸ってはいけないとは思わない。が、公衆便所の前であぐらをかきながら、くわえたばこでクレープを食べてる姿は、幻滅というより嫌悪感がわく。
女だからおしとやかで男だから野暮であるべきとは思わない。が、肩がぶつかるくらいの狭い店内で、無理にたばこを吸う必要があるのかどうかは、男より女の方が早く気が付くと思うのは差別だろうか。「たばこいいですか?」くらいの一声があってもバチは当たらないだろう。もちろん、こちらも辞めて欲しいときは辞めろというし、気にしないで欲しいときはどうぞと先に言う。TPOが必要と思う。
そういえば最近TPOという言葉をあまり聞かなくなったような気もする・・・
飲み屋の宴会でたばこを辞めろと言うのは禁煙者の我が儘だ。しかし、相席でも平気でたばこを吸うのは喫煙者の我が儘だと思う。
Time・Place・Occasion。もう一度考えよう。
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