病気で尾びれを無くしたイルカの「フジ」が、人工尾びれをつけて病後初めてジャンプに成功したそうだ。(*上記写真はフリーのものでフジではありません)
詳細はニュースにあるので割愛するが、TVでも何度か特番が組まれたことがあるので、見た人も多いと思う。今回のプロジェクトで凄いなって思ったのが、タイヤメーカーであるブリヂストンが開発に積極的に協力したこと。そして尾びれのモデリングを担当したのが、一人の造形作家であったとこ。
→造形作家HARAKARAさんのHP
病気になった動物に、巨大企業や造形作家が関わるというのは、想像もつかないとこだと思う。このニュースを見て、心が熱くなった。そして、殺伐とした生活をしている自分が、すこし恥ずかしくなった。
ボランティアや奉仕活動を声高々と語る人がいるが、人に協力するだけがボランティアではないと、今回のニュースで思った。きっと自分しか出せない力を他の人に与えることが出来たときに、本当の意味でのボランティアと言えるのではないか。異文化、異業種のコラボレーションって凄いと思う。様々な慣習の違いや、価値観の違いを乗り越えるのは並大抵ではない。でも、それを乗り越える力は、助けたいという共通の目標があったからだろう。
自分にしか出せない力ってなんだろう。ちょっと考えさせられた。
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