なぜAlfa Romeo乗りがイギリスの、それもアストンマーティンを応援するのか。アルファ乗りは不思議に思うかもしれない。フェラーリじゃないの。マセラティーは? そんな声が聞こえてくる。
イタリアが大好きだけど、車はアルファロメオだけ。他のイタリア車はあまり好きじゃない。今はみなフィアットグループだけど、昔のアルファvsランチアとかvsマセラティーって図式が好き。だから今でもアルファ以外はライバルだと思っている。
大きいモノとか強いモノとか嫌い。だから野球も巨人は嫌い。車もそう。巨大メーカーはあまり好きじゃない。弱小メーカーが頑張って一生懸命やってると、いいなって思う。もちろん弱小といっても、ショボイ会社じゃダメ。いいもの作ってるの匠ワザを持って、一級品を生み出している会社。
アストンなんて、数年前は年間数十台しか作ってなかったメーカー。月に3台とか4台とか・・・。メーカーじゃないよね。フォードグループの傘下に入り、ようやく昨年は1500台くらい生産したそうだ。これが過去最高記録だって。恐るべき少量生産メーカー。
時計でいえばパテックとかオーディマピゲみたいなメーカーだけど、それがルマンに挑戦しようとしている。防水時計なんか作ったことがないのに、最高潜水記録をつくろうって言ってるようなモノ。清いなー。
マセラティーみたく、このためだけに車を作ってくるような嫌らしいことはしない。MC12がなんでGT1クラスなの。レギュレーションをクリアすればいいっていう考えがフェラーリっぽくて鼻につく。DB9の普通のデザインが頑張って走ってる(もちろん中身は全然別モンだけど)。昔のシークレットフォーミラーのようで、格好いい。ALFA 155がDTMで頑張っていたような感じがいいんだよね。
レースのヒストリーもなんとなくアルファに似てるし、無謀な挑戦をするドンキホーテはやはり応援したくなっちゃうんだなぁ。
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