昨日帰りしな近所の居酒屋に立ち寄った。ここの店のマスター、ランチア・ストラトスに乗るかなりエンスーな元寿司職人。当然クルマの話で盛り上がるのだが、遠くのカウンターに座っていたオバチャンがいきなり
「あんた、いのっちに似てる」と言い出した。
「いのっち?・・・・誰?」
「V6よ」
すると隣にいたオバサンまで「似てる似てる」と言い出した。
いのっちって誰よ。井ノ原のこと???
しかし、自分は井ノ原のいの字も似てない。髪型が似てるとか、背格好が似てるとかいうならまだしも、全く共通点がない。井ノ原の名誉のためにもハッキリさせておこう、寸分たりとも似てないのだ。なのにそれからそのオバサンひとのことずっといのっちと呼び出した。恐るべし思いこみ女・・・
しかしそのオバサン、占いはプロ並みのようで、皆から太木数子と呼ばれていた。(お腹の三段腹が全然細くないから細木じゃないらしい)
「いのっち、占ってあげる」
だからいのっちじゃ無いって・・・。生年月日を伝えると、なにやら手帳で調べだした。
「人に命令されるのは嫌い。我が儘だけど繊細で優しい。天下取るか乞食になるかどっちかね」
むむ、初対面のくせしてなかなか鋭い。ただ者ではない太木数子(こちらも勝手にそう呼ばせてもらう)。
「大金持ちになるか、すっからかんになっるかどっちか。周りにつく参謀次第で大きく変わるわ」
むむむ、気にしているところを突いてくる。
「いのっちは土星ね。とても強い力を発しているから、反撥されるか慕われるかハッキリしてる」
確かに好き嫌いははっきりしてるかな・・・
「子供は? いないの? じゃ私が産んであげる」
まったく意味わからん。太木数子。
しかし、こんな会話を店の端っこ同士でしてるんだから、間にいるお客さんえらい迷惑でしょ。恐るべし太木数子。
Comment
NOBUさんがいのっち?
う~ん、似てなくも無いかも。ヨメさんと二人で笑わせて頂きました。
>周りにつく参謀次第で大きく変わるわ
任せて下さい。webで稼いだ金を飲食店で使い果たして見せましょう。あ~、でもボクとNさんとならオヤジの立ち飲みイタフラ居酒屋がせいぜいかな。
でもNOBUさんは、そんな店が有ったら嬉しいでしょ。(笑