昨晩SHOW-YAの復活宣言がTEPCOひかりのサイトでオンエアー配信された。「SHOW-YA is back !!!」5人のメンバーが勢揃いして復活宣言。
正直、80年代SHOW-YAのファンだったかといえば違っていた。邦楽ロックはほとんど聴かなかったし、どこか和製ロックに偏見を持っていた。簡単に言えば単なる洋楽かぶれだった。でも、SHOW-YAはどこか気になる存在だった。GirlsROCKだから?いや、寺田恵子のVoスタイルにだったと思う。
自分もカルメン・マキが好きだったからかもしれない。日本語のロックは難しいと言われる中、なにを歌ってるか意味不明の男のバンドと違って、日本語らしいロックをのびのび演奏していたからだと思う。
70年代の話だけど、女子校の学園祭に行ったときに、制服姿で演奏する女の子バンドを観たことがある。今のように女でもバンドをやるのが当たり前の時代じゃなかったから、かなり新鮮だった。ランナウエイズぐらいしか無かったし・・。そのバンド、棒立ちでちっとも格好良くないのに、演奏はとびきり上手かった。もちろんそんな高度な曲をやっていた訳じゃないが、基礎がしっかりしていた。
「女のバンド?どうぜ下手っぴのアマちゃんだろう」なんて感じで観ていたモンだから、かなりショックを覚えた。なぜだろう?と思った。テクニックは間違いなく自分の方がある。が、バンドとしてもまとまりは明らかに、今目の前にしてる女の子のバンドの方が一歩も、二歩も勝っている。
5〜6曲だったと思う。演奏が終わって拍手の中、「この子達は本当にロックが好きなんだな」と思った。格好付けが無いのだ。純粋に好きなバンドの曲を忠実にコピーし、丁寧に演奏してる。自分たちのようにミスを「アドリブ、アドリブ」と言って誤魔化して正当化しているのと、根本が違うなと思った。
『日本全国HARD ROCK化計画』を推進中(?)のVo寺田恵子の掲示板に「ロックなブログ募集!」というのがあった。この人も本当にロックが好きなんだろうと思う。それも純粋に。
ロックなブログかぁ・・・・。
自分のBlogはロックなブログか? せめて写真くらいロックっぽい絵で飾ろうと、ガレージにギターを持込、ちょっと撮ってみた。アルファの前にハーレーをセッティングして、レスポールを決め位置に飾り露出暗めで撮影。う〜ん、気持ちが空回りしてるのが絵に出てるな・・。
今年の自分のテーマは「ロックに生きよう!」。
ROCKを聞くとか、ROCKを演奏するとかではなく、ROCKな生き方をしようと年頭に初心表明をした。(そんなに大袈裟な話じゃないけど)
では、ロックとはなんぞや。別に全身レザーに身を包んで、鋲の付いたパワーリスト付けてるのがロックだとは思わない。金髪にして髪の毛を逆立ててるのもロックだとは思わない。
体制に迎合せず、自分の信念を曲げず、理想を追い求めるのがロックな生き方だと思う。反骨心を忘れず、保守的なスクエアな生き方は良しとしない。
例えば、織田信長の生き方などものすごくロックだ。秀吉はラッパー臭いし、家康はhip-hopなような気がする。三船俊郎や勝新太郎もロックな男だった。ROCK誕生50年と言うことで、大物バンドの復活も相次いでいる。時代が求めているのではなく、大物といわれる連中が、頑なに自分のライフスタイルを曲げなかったから、復活という扉が自ら開いたに違いない。
SHOW-YAの復活が単なる想い出同窓会に終わるのではなく、新しいムーブメントになるような衝撃と感動を与えて貰いたいと思う。
さて、今年も半年が過ぎようとしている。自分自信、ロックに生きるという目標は達成できただろうか。女の子に負けちゃいられないな・・・
→さらに大きい画像はハーレーのHPにアップしてあります『moto Fianchi』
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