バンダイさんからウルトラマンマックスの本とノベルティー『ウルトラ怪獣えんぴつ』をいただいた。怪獣のイラストでも描いてあるのかと思って取りだしてみると三種類の模様が塗られているだけで、別段怪獣の絵は描かれていない。なんだろぅと見ていたら、あらどこかで見た模様。
白地に黒いストライプの幾何学模様。もしかしてこれって怪獣『ダダ』じゃない?! そういえば高校時代そんなあだ名の教師がいたな。でアイボリーに黒の模様は『エレキング』じゃない?。となると黒に黄色は『ゼットン』か。
よく見るとエンピツの下にちゃんと名前が書いてありました。しかし、30年以上前に見たウルトラマンの怪獣の名前がすぐに出てくるとは我ながらさすがだ。
カラーパターンでそのモノの存在を印象づける手法はデザインの世界ではよくあること。牛や虎の模様がその物体をすぐに連想できるのと同じ。最近の怪獣モノやヒーローモノはデザインが凝りすぎて、パターン過剰で子供達に覚えづらさを与えてしまってるような気がする。最近の仮面ライダー見たらびっくりした。これじゃ子供は似顔絵も描けないじゃん(大人も描けない)
昔の怪獣って色もさることながら模様が実に上手くデザインされている。ぱっと見ても忘れられないほど存在感があった。怪獣の名前も小さな子供でも簡単に言えるネーミングが多かったような気がする。初代ウルトラマンの『ウー』とか『ダダ』とか乳児でも発音できそうなネーミングは上手いところをついていると思う。ウルトラマンマックスに出ている怪獣は残念ながら『パダダラス』とか『メタシサス』とか『グランゴン』とか、園児にはちょいきつそうな名前が多い。酔ったお父さんも舌かみそう(お子さんがいる方、どうですか?)
いかにシンプルで見た人の印象に残すか。デザインの世界と同じことがヒーロー活劇にも言えるんだろうな。さて、ダッシュアルファ。30年後にどれだけの子供達が覚えてくれているだろうか。
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