このクロノグラフは2003年の一年間だけ1500本作られたPANERAIの44mmPAM00162というモデル。2002年まではエルプリメロを搭載していた40mmのクロノグラフが存在していたが、供給元であるゼニスがLVMH(ヴィトン)グループに、PANERAIはリシュモン(カルティエ)グループへ分かれたため、エルプリメロが入手できなくなり、PANERAI独自の新ムーブメントでデザインも一新して登場したモデルだった。
こういった時計の話をすると、どう思うだろ? 「時計なんて時間が分かればいいんだ」っていう人もいる。「なんで時計に何十万も掛けるの?」と変人扱いされることもある。でも時計って時間が分かれば良いものなのかなぁ。
沢山持ってるから偉いとも思わないし、1本しか無くてもせこいとも思わない。その人が思い入れたっぷりの時計を大切そうに腕にはめている姿を見ると、あぁ素敵だなって思う。特に女性がセンスの良い時計してると「おっ!」となる。いくらメカ好きでもクルマを肌身離さず置いておくわけにいかないし、カメラだっていつも持っているわけもいかない。でも、時計は公然とどこにでも連れて歩ける。リングやブレスレットに眉をひそめる人がいても、時計をしていて相手に不快感を与えることはまずない。
時計はメカ以上に、時を刻むという行為によって思い出の一つのシーンに欠かすことが出来ない存在だったりする。自分も時計を買うときは記念日であったり、何かを成し遂げたご褒美だったりする。だからこそ機械以上の愛着を感じる。
でも、機械式時計が人気の反面、最近は腕時計をしないひとがどんどん増えてるそうだ。携帯電話で時間は見られるから。同様にカメラの売れ行きも下がっているそうだ。携帯電話で撮れるから・・・。携帯で見る時間って、なんか味気ないなぁ。
あなたは時間を見るときは時計派?、携帯派?
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