60年代後半「好きさ好きさ好きさ」のヒット曲で有名なザ・カーナビーツのヴォーカル兼ドラマーだったアイ高野さんが心不全で亡くなられたそうだ。55歳。そんなに若かったんだ・・・。数あるGSバンドの中でもブリティッシュ色が強く、ちょっとサイケな感じで好きだった。といっても実際の活動期間は1967〜1969年の二年間だけだったから、ライブではなく解散後の70年代に入ってから初めて聴いたんだけど・・・。
「好きさ好きさ好きさ」はゾンビーズの「I Love You」をカバーしたものだったけど、オリジナルよりアイ高野が切なく歌う方が好きだった。女が失神してバタバタ倒れたというのもよくわかる。
左手を耳に当てながらドラムスティックを突きだして「おまえのすべて〜♪」の決めポーズ。カッコ良かったな・・・。当時16歳だったんだ・・。今聴いても音楽性にも優れていると思うし、聴いていて恥ずかしくなるような歌詞満載だけどそこがまたいいんだよね。
「好きさ好きさ好きさ」を何度も聴きながら青春時代のことを思い出して・・・ちょっとだけ切なく、そして悲しくなった。アイ高野さん、天国行っても女をヒーヒー言わせてくださいね。あなたの歌声はいつまでも僕らの心に残ってますから。
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