結局、南極北極で買ってしまったGRETSCH Duo Jet G6128T-1962。かなり悩んだけど。
その後色々調べたり教えてもらったりでGRETSCHの歴史が分かった。まず1980年代後半に倒産しかかったGRETSCH社をGRETSCH三世が買い戻した。その時から生産はすべて日本。アメリカ製もごく一部(年に数本)あるらしいが、これもフェンダーのカスタムショップが製造していて、結局GRETSCH純血の生産はもう無いということ。あくまで噂だけど、現在セカンドクラスのモデルは韓国で製造されているが、高級モデル以外は日本から韓国への製造切り替えの話もあるらしい。つまりアーティスト向けの最上級クラスはフェンダーが製造。上級クラスは日本製、普通クラスは韓国製、そしてエントリークラスは中国製にスイッチ。韓国製・・・2002年にフェンダーがGRETSCH社を買い取ったので、今後経営方針がどのように変わるか分からないらしい。
となると、思い立ったら吉日、今しかない。日本製ということでなにか引っかかるものがあったんだけど、数あるギター下請け工場の中で日本が選ばれたということは光栄なこと。そして日本製に切り替えてからのGRETSCHの躍進は凄まじく、裏を返せば日本のクオリティーを世界が認めたのだろう。と納得した。
理屈はともかく、前回と別なショップの店員さんの対応が素晴らしかったこと。メールでの再三の質問にも色々と調べて回答してくれた。そして正規輸入品にも関わらず、ほぼ中古価格に近いくらい頑張って値引いてくれたのが購入の決め手。
このギターを欲しかった理由はその独特なデザインに魅了されたのは勿論だが、モデルの名称で分かる通り1962年に発売されたモデルのリイッシューであること。1962年。そう自分が生まれた年。ヴィンテージじゃないけど、自分が生まれた年にデビューしたモデルを手に入れるということは、少しだけロマンがあるでしょ。1962年に誇りをもてるように大切に使っていこうと思う。
Blog内キーワード検索
Categories
Archive
My Office
2 Comments
25年ぶりにギターをはじめて3ヶ月たちました。やっと感覚が戻って来たように思います。実は私もこのジェットデュオを狙っているのですが、さしつかえなければどちらで購入されたか教えていただけませんか?私は毎日ギブソンを購入した事のあるクロサワ楽器のホームページで眺めています。とにかく形が美しいと思います!
1962に反応しました。早生まれだけど…この年のCORVETTEが欲しかったりします。気持ちわかります。歳は近いだろうと思ってましたが…